13 10月 日本吸い玉協会通信講座No.9~施術に使用するベッドで気をつけることは?~
業務できくち式カッピングを始める場合、吸い玉・カッピング機材の他に必要なものも多々あります。
その中でも大きなウェイトを示すのがテーブル、ベッドです。
今ではエステ向けの商材を販売しているサイトで2万円くらいから購入することができます。
ベッドの選び方の前に、セラピスト側の施術を優先するのか、受け手側(客)を優先するのかで大きく異なります。
セラピスト側の作業性、操作性を優先すると、ベッドはなるべく小さく、幅が狭いほうがいいです。
受けて側の心地よさや快適さを優先すると、幅が広くて大きいほうがいいです。
という具合に、すごく矛盾します。
ですので、治療がメインなのか、リラクゼーションがメインなのかで考えたほうがいいです。
因みに延寿堂では固定式カイロベッド(ドロップタイプ)、固定式カイロベッド(電動昇降タイプ)をメインで使用し、他にもエステベッド2台と折り畳みカイロベッドが1台あります。
使い分けとしては電動昇降ベッドが物理療法も含めてメイン、固定式ドロップベッドが手技メインの時に使うような感じです。
この2台のカイロベッドだけでも150万くらいします。
また実際にうつ伏せや仰向けになってみて、苦しくないか?、クッション性はどうか?耐過重性はどうか?なども考慮する必要があります。
次に、折り畳み式と固定式ベッドについて。
お店を構えて施術を本格的に行うのであれば固定式がやはりベターです。
見た目も、安定感も違います。
折り畳み式はどちらかというと、出張用に使うのが良いと思います。
どうしても軽く作る都合上、安定性や丈夫さに不安があります。
次に無可動式と可動式について
ベッドの高さはセラピストにとってとても重要なことで、疲労度がかなり変化します。
ベッドは高いほうがセラピストは施術の操作性があがったりします。
きくち式カッピングでは特にそうです。
しかし、ベッドが高くなると受けて側の乗り降りが大変ですね。
固定式ベッドでもオプションパーツで足の長さを換えられるものがあります。
一番いいのは電動式の昇降ベッドです。
自分が一番施術しやすい位置にフットペダルを踏むまたは、押すだけで調整できます。
電動ではなく、手動ハンドル操作式のタイプもあります。
毎日の業務で使うベッド、テーブルなので少々高くても電動昇降ベッドがおすすめとなります。
講習会では実際に電動式と固定式のどちらも使用して実習を行っていますので、どちらが好みか?どちらが楽か?を体験することができます。
最後に機能について
ベッドにもうつ伏せ時の腕を乗せるためのアームレスト、顔が苦しくならないためのホールの空いた有孔ベッド、足の部分が延長するもの、ヘッドレストが起き上がったり、下がったりするものなどがあります。
きくち式では仰向けの施術も行うのでヘッドレストは起き上がるタイプがおすすめです。
相手の身体の状況に応じて変化するタイプのベッドはとても使いやすいです。
<特典付き講習会>
吸い玉ポンプセット付のベーシックコース45000円は10月15日申し込み締め切りです。
確実にステップアップしながら道具が揃っていきます。
ちょっとデアゴスティーニっぽいかな。
トータルしても他より驚くほど安くきくち式カッピングを始めることができます。
お会いできるのを楽しみにしております。
Sorry, the comment form is closed at this time.