延寿堂の吸い玉療法、きくち式カッピングはデジタル式の電動ポンプにて、基本的にリーブ法(多缶・留缶法)を用います。
多缶法とは一度に沢山のカップを吸着させる方法で、留缶法とは吸着後、しばらくカップを着けたままにする方法をいいます。
しかし、カッピングを快適に、しかも効果的に行うには調理と一緒で、下準備が必要となります。
それが予熱(プレヒーティング)です。
延寿堂使用のフィジオラジオスティムはプロスポーツ選手たちも愛用しているマシンです。
電極板に向かって突き抜ける深部温熱はまるで露天風呂にでも浸かっているような心地よい感覚。
とても機械で施術しているとは思えないこの感覚は、トリートメントアプローチによるものです。
温熱導子に直接手のひらを乗せてコンタクトするため、あたかも手から温熱がながれてくるかのようなそんな感じです。
実際、コリの酷い個所はヒートハンドというテクニックによりピンポイントで施術をしていきます。
施術前にちゃんと肩回りの筋肉の硬さを確認しておいてください。
ラジオ波を照射し終わるころには、場合によりオイルがどす黒いヘドロ状になったりします。
今度はこれをカッピングで吸い出していきます。
エンダモロジーより手軽で効果的なきくち式スライドカッピングを堪能されてください。
背中のオイルも拭き取り、きれいになったあとは至福のカッピングタイム。
院長考案のウェーブカッピングと3D立体動態波による肩こり消失コンビネーションに加え、業界初、うつ伏せによる洗い流さないドライヘッドスパの3つのアプローチを同時に施術いたします。
頭の面積は、仰向けよりもうつ伏せ時の方が広くなります。
仰向けで行うのは「フェイシャル」です。
更に下半身にはむくみを解消させるマイクロウェルダーで、磁気と心地よい温熱と振動を与えていきます。
ウェーブカッピングは引圧による「揉み」を再現し、3D立体動態波は高周波電流による「深部揉み」を再現します。
足から頭まで、様々な刺激が同時に、心地よいリズムで深い眠りへと導きます。
ここまで来てやっと皆さんの見たことのあるカッピングとなります。
リーブ法を行うことで、より全身がストレッチされ、骨盤調整も簡単にできてしまうため、効果の持続性も変わってきます。
カッピングはガラスタイプを使うことで、より密着性が上がり、滑らかな当たりが体感できます。
背中からはマイクロ波を使って温めます。
下半身には筋ポンプ運動促進とマッサージ効果を狙ったウェーブカッピングを施します。
足裏のカッピングの心地良さは悶絶です。
この時点で肩こりはほぼ無くなりますが、それでもまだ気になるという方には超音波とハイボルテージ(高電圧療法)のコンビネーションを施します。
超音波は直接振動によるミクロマッサージ効果と温熱作用が、ハイボルテージは筋肉が勝手に動き出します。
施術後は関節を動かしたときに、滑らかになり、ゴリゴリするような音も消失します。
最後は仰向けにてカッピング。
上半身はリーブ法、下半身はウェーブ法で施術いたします。
猫背の調整は背中のアプローチをするところがほとんどですが、これは逆効果です。
筋肉というものは拮抗しており、背中側を緩めると、肩や胸、お腹(横隔膜)の筋肉のテンションにより、より猫背になってしまいます。
マッサージされて意識するから胸を開いたような姿勢を画像に撮ってるところ多いですが、実際は逆です。
猫背がきつくなります。
延寿堂ではポイントを押さえ、なおかつ効果的な方法として、ハーフストレッチポールを利用したコンビネーションカッピングを行います。
施術後は肋骨部へのアプローチにより、呼吸が快適になり脛へのアプローチにより、足の軽さがダントツに変化します。
ペーパーブラとショーツのご用意あります。ご希望の場合はお声かけください。(各110円)
赤い跡が残りますが、1週間から2週間ほどで消失していきます。
カップを背中に吸着させた際、中が真空に近くなりますので、皮膚を引っ張られるような感覚があります。
その強さは吸引圧やカップの個数によっても異なります。
延寿堂では、初回は弱めで反応を診ます。最初の数分は痛みを感じる場合がありますが、 5分もしないうちに血行が良くなり、温かく感じ心地良くなっていきます。
引くことにより、場合によっては浸出液が出てきたり、水疱が形成されたりする場合があります。
そのような場合には、安全性を優先させすぐに吸引を中止いたします。
施術後に痒みが出ることがあります。痒みの強い場合にはアイシングをすると多少落ち着きます。
蕁麻疹のような症状が出た場合は皮膚科へ相談することをおすすめいたします。
ウェーブ法については、延寿堂が最もこだわった方法です。
延寿堂使用のカッピングパルサーは、 メーカーである株式会社医工の当時の社長とやり取りをしながら、 機械の試作段階から完成まで約5年近く待って2011年にやっと出来上がった第1号機となります。
シリコン製のカップを使用することで肩関節やひざ関節、足首、足裏などあらゆる曲面に対し、 吸着させることが可能となりました。吸着した面の最大吸引圧と最低吸引圧を設定することにより 波が来るような「揉み」を再現することができる施術法です。
特に関節を挟み込むことで四十肩や膝、足の捻挫のリハビリにも効果大です。
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