「カーブス」を超えるハコづくり

10代:1%
20代:2%
30代:3%
40代:11%
50代:26%
60代:37%
70代:18%
80代:2%

上の数字がなんだかわかりますか?

女性専門のフィットネスクラブ『カーブス』の利用者年齢層だそうです。

2017年6月末時点で全国に1801店舗を出店し、会員数は80万人を突破した今最も勢いのあるフィットネスクラブになってるそうです。

自分もこのカーブスが登場した時から「女性専門」という点、「30分」というショートな時間、「サーキット状のスタジオ」にすることでトレーナー一人で全員を見渡せる、参加者全員がセンターを向いている、1分とか3分とかで有酸素系、筋トレ系のマシンを交互に配置するなど、とてもうまく考えてるなと思っていました。

実は当院のダイエットコースも含め、これをかなり意識しています。

というか、カーブス登場前からこの発想はあって、色々と取り掛かってはいたので、実際にこのカーブスが世に出たときは正直驚きました。

あと2年もすると、日本人の人口で50歳代の方が最も多くなるそうです。

実際当院に最近来院される新規も50代の方が多くなりました。

何が言いたいかというと、「整骨院」「保険診療」「子供から高齢者まで」「治療」「交通事故治療」「骨盤矯正」というキーワードはどれも完全に時代遅れです。

上記はどれも人口全体のニーズから見ればものすごくニッチでありながら、治療院の数は全国にコンビニエンスストア並み(4万~5万軒、無資格の整体も含めたら10万超えるかも・・・)に犇めきあっています。

ものすごい奪い合いを底辺で、しかも低料金でやり取りしてるようなもの。

それとは反対に、痛みもつらさもないが、美容と健康のために何かを始めたいと思っている数の方が圧倒的に多いわけです。

痛くて治療院に来院したとしても、治れば次はいつ来るかわからない。

きっと「また痛くなったら来ます」と言われるでしょう。

よく早く治せば紹介がもらえると言いますが、うちでは全く当てはまりません。

実際紹介で来た人より、ホームページをよく読んで来院された人の方がよっぽど定着しています。

治療の世界では「自分には良くても、他人には良くない」が最も多い気がします。

それと治療に対するお金の価値観はかなり開きがあります。

しかし、健康と美容のためなら、少々高くても自ら続けようとします。

そもそもこちらは「保険」という概念はありませんので、自費施術には好都合です。

毎月の売上を安定させたいのであれば、後者の方がいいに決まってる。

当院のリピーターの方から何度もこの言葉を聴いて、いち早く基本的なスタンスを構築できたから今があるというもの。

そして今月からスタートした、外部スタジオ使用の延壽道ストレッチ&エクササイズも隔週木曜19時で定着しそうです。

参加者はやはり50代女性が中心です。

これからは「治療」で院を安定させるのは厳しいです。

美容とメンテナンス、健康増進(エクササイズ)が絶対必要と考えています。

ターゲット層は50代です。

ひとり治療院で完全予約制というスタイル、来年以降は月または年契約みたいな感じで、治療とメンテ、エクササイズを盛り込んだ形式で、パーソナルのセラピスト&トレーーナーという方向で準備中です。

少ない人数でもちゃんと利益が取れて、なおかつ自分も健康で、趣味や家族との時間も適当に取れる、が自分のスタイルです。

15年目にしてかなり理想に近づけたと思います。

6月の開業記念日を目標に、理想のハコづくり第2シーズンに入ります。

次回の延壽道ストレッチ&エクササイズ5月9日水曜です。

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今度のスタジオは20名入れます。

新たにパンチミットを購入しました!

そう、「平成」の次の時代は何になるんでしょうね?

「延壽」だったりして。

 

 

 

 

 

 

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