29 9月 日本吸い玉協会通信講座No.5 ~特別な道具を必要としないカッピング~
前回ご紹介した機械は完全な業務レベルのものでした。
今回ご紹介するのは、特別な吸引器具を必要としない、セルフケアレベルのカッピングをご紹介します。
大きく分けて、硬質のものと軟質の2タイプがあります。
<硬質タイプ>
硬質のものはカップをポンプで吸引するのではなく、先端のスクリューを手で回すことでカップ内が真空になり吸引する仕組み。
サイズも4種類ありますので、着ける部位により大きさの選択をします。
使いかたは片方の手でカップを抑え、もう片方の手でスクリューハンドルを回していきます。
適当な圧のところで止めて完了。
正直、カップのみで使えますが、自分の腕がテニス肘になってしまうくらいしんどいです。
メンテナンスも、洗浄後にグリスをさす必要もありそうです。
ですので、セルフケアにも業務にもどちらにも向かないタイプです。
<軟質タイプ>
上の画像のものは当協会で推奨し、講習会参加者に特典としてプレゼントしているシリコン製のスイダマです。
親指1本で押し付けるだけ、女性でも簡単に吸着させることができる優れもの。
サイズの違いと硬さの違いがあり、ブルーはハード、ピンクはソフトタイプとなっています。
当協会の講習会受講者全員にプレゼントしています。
軟質タイプは複数あり、よく雑誌やドリンクのおまけつい付いてきたりします。
今回ドリンクのおまけタイプは見つからないので、雑誌の付録だったものを2種類紹介。
材質は一般的にゴム製のものが多く、オイル等を使用すると硬くなったり、劣化して裂けたりします。
良質なシリコンゴムのものが柔らかく、片手でも容易に吸着させることが可能。
軟質タイプでも吸着専用のものと、動かすスライド兼用のものがあり、スライド兼用のものはシリコンが硬く、どちらも使いづらい。
スライド兼用のものはスライドさせやすいように吸着口が丸く滑らかになっている分、吸着させるのが困難。
最近ではファンクショナル・カッピング・メソッドという本のおまけで小さなスライドカップがおまけで付いてくるが、このタイプもかなり前にスライドカップとしてAmazonで購入したが、こちらも使いづらいので、当協会ではこんなのもあるよ程度の紹介に留めている。
このブログに書いてある内容のほとんどは講習会でもお伝えしてきているので、過去に受講された方は見た覚えがあることでしょう。
本来スライド法は電動ポンプを使って行うのが基本で、その理由は操作性による。
詳しくは日本吸い玉協会のアドバンスコース講座で解説指導いたします。
これらの軟質タイプはセルフケアには適しており、入浴時に使うことを薦めている。
その理由も講習会、または次回以降のブログにて解説いたします。
上記の硬質スクリューカップタイプと軟質スライドカップはそれぞれ専門の講習会があるようですが、内容のわりに受講費や、機材がやたら高額。
それぞれAmazonで元になった商品が販売されているので、どうしてもこれらが欲しいというコレクターの方はそちらでの購入をおすすめいたします。
驚くかもしれないが、どれも1000円~3000円程度の商品です。
<特典付き講習会>
吸引療法の全てを学べる「日本吸い玉協会」の講習会は10月に開催いたします。
全くの初心者にその日から使えるスイダマとホットパック特典付きのトライアルコースは10月8日申し込み締め切りです。
トライアルコースでは4時間15000円の受講費に、参加特典として、良質なシリコン製カップ8個!と繰り返し使えるホットパックも一つ付いてきます。
吸い玉ポンプセット付のベーシックコース45000円は10月15日申し込み締め切りです。
確実にステップアップしながら道具が揃っていきます。
ちょっとデアゴスティーニっぽいかな。
トータルしても他より驚くほど安くきくち式カッピングを始めることができます。
お会いできるのを楽しみにしております。
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