去年の出来事と今年の目標書いてみました

あけましておめでとうございます。

昨日より2017年の施術スタートです。

 

今年のはなしの前に去年の出来事を振り返ってみます。

 

去年は申年ということで、43年生まれの自分は年男。

 

現在では干支に生まれた人をいうようですが、もとは家の正月行事を司る人のことをいうようです。

 

今までこういう節目になるような年は、なぜか勝手に良いことが起こるような気がして活力が湧いてきます。

 

開業した年は35歳、長男長女が生まれたばかりで、とにかくやる気に満ちてました。

 

さすがに48歳になると体力的にもあの当時のアグレッシブな気持ちを維持するだけのモチベーションは必然的に落ちてきます。

 

なので、こういう節目になりそうなきっかけがあるたびにちょっとあやかろう的なことで頑張れたりします。

 

それで、仕事とプライベートそれぞれ出来事があったわけですが、仕事のほうでは何といっても「カッピング」の認知度アップが一番でした。

 

リオオリンピックで、金メダリストのマイケル・フェルプス選手がカッピングの溢血斑が残ったまま競技をしたことで、あの紫色の丸い跡はなんだ?というニュースが流れ、当院にも電話や新聞、テレビの取材が来ました。

 

この時点で、「吸い玉療法」という言葉から「カッピング」という名称にほぼ認知されるようになりました。

 

自分が開業したころは、この治療法の名称が解からなくて、検索するのも苦労したという方が多く来院されていました。

 

その頃は「吸角療法」という言葉も使っていましたね。

 

この辺は日本吸い玉協会の講習会で詳しく説明させていただいております。

 

新規導入としてはやはりリオオリンピックでも導入されていた高周波温熱マシン「フィジオラジオスティム」が温泉に浸かってるような温かさで人気です。

 

カッピングとラジオ波のコンビネーションは抜群で、これだけで大抵の筋肉疲労と肩こり腰痛は軽減できます。

 

ラジオ波を照射すると、温熱作用で身体の深部までが温まるだけでなく、クリームの作用で乾燥肌がしっとりして、その後のカッピングの吸着性をアップさせます。

 

また、高周波による作用で皮膚表面の汚れが浮き上がります。

 

これは超音波でも同じような効果があります。

 

浮き上がった汚れをカッピングすることで、毛穴に詰まった汚れが吸い出されます。

 

この際スライドカッピングを行うことで、より吸い出しとセルライトケア効果も高まります。

 

普段背中のお手入れは行き届かないもの、肩こり解消・筋膜リーリース・セルライトケア・冷え対策・美容がいっぺんに出来てしまうこのラジオ波+カッピングのコンビネーション療法、本当におすすめです。

 

ちょうどこの時期、お餅を食べる機会があるかと思いますが、お餅を筋肉に例えると、

 

乾燥してひび割れたお餅にカッピングをするのと、一度レンジでチンしたお餅にカッピングするのではどうでしょう?

 

乾燥したお餅ではまずカップがうまく吸着しません。

 

エアを吸い込んで、すぐに外れてしまいます。

 

また仮にカップが付いたとしても、固くなったままのお餅(筋肉)では、吸引するのに強い圧力をかけなければなりません。

 

ところが、一度レンジでチンするとお餅は柔らかくなり、引っ張れば伸びが良くなります。

 

まさに究極のストレッチ、リリース法です。

 

カッピングでは届かない、高周波で深層筋まで温めてたあとに、適圧で吸引することで、温かくて心地よい状態が続き、自然と筋緊張が解放されるわけです。

 

強い圧力でカッピングすると、水泡ができる原因にもなります。

 

せっかく強くマッサージされるのが苦手で、カッピングにたどりついても強く吸引するだけでは+か-かの違いでしかありません。

 

理学療法・物理療法によるラジオ波+カッピングと手技療法による整体、これが一番うけてるようです。

 

名称は現在検討中です。

 

どんなに効果的で斬新であっても、最後は手による刺激があったほうが良いようですね。

 

ちょっとカッピングの話しが長くなりましたが、今年の施術の柱にもなるので詳しく説明させていただきました。

 

また、「メンテナンス」を中心としたスタイルであれば、休日や夜間の受付もいたしかたないという考えのもと土曜日の受付時間延長、日曜・祝日の予約受付を始めました。

 

同時に日本吸い玉協会のスタッフでもある青木、宮本によるホリデーカッピングもスタート。

 

告知が充分にできていないのもありますが、少しづつ増えてきています。

 

インターネットではメールでの予約受付を開始し、おかげさまでこちらは順調に増えています。

 

移転して2年が経ちましたが、相変わらず看板がない空中店舗でもなんとか順調に来ています。

 

プライベートでは、長男が受験生、長女が中学入学でとにかく塾の月謝が増えまくりました。

 

次男次女はマイペースでやってます。

 

家内はアルバイト先で重宝されているらしく、相変わらず仕事とPTA関係で忙しくしております。

 

自分はと言いますと、まずこの家族を支えていくうえで、仕事だけでなく健康面も今から努力しなければということで、食生活の改善とスポーツへの取り組みを始めました。

 

食事は炭水化物を極力減らし、当分も抑え、野菜と魚がメインです。

 

去年、健康診断行きそびれたので、今年受診後に改めてご報告いたします。

 

運動では久しぶりにトランポリンが踏みたくなり、蕨にあるゲットエアジャパンに行ってきました。

 

地図で良く調べたらうちの母親の自宅からすぐの場所でした。

 

平日行ったらほぼ貸し切り状態。

 

もうアクションやってた頃のようには身体が動きません。

 

改めて腹筋や背筋などの筋力が衰えていることに気づきました。

 

それとボルダリング。

 

当院の利用者でもボルダリングをされてる方もいますし、小川智子さんもカッピングをされていたりするので、高円寺にあるボルダリングスペースに行ってきました。

あっという間に腕の力が入らなくなり、連続で登るのはきつかったです。

 

そして、一番ハマったのがセパタクロー。

 

もう最高に楽しい。

 

まだ2回しか体験してないですが、今後も続けていこうと思います。

 

マイボールも買ったし、練習用のミットまで。

 

趣味の方では色々奇跡がありましたよ。

 

遂に映画「マッドマックス」でメル・ギブソンの相棒役、ジム・グースことスティーブ・ビズレイ氏に会うことができました。

 

日本のマッドマックスファン憧れのライダーです。

 

遂に夢が実現しました。

 

仕事等の都合で開催側のスタッフとして動けなかったのが残念ですが。

 

そして特撮絡みのイベントではキカイダー、ジローこと伴大介さん、忍者キャプター6風忍の佐藤宏之さんに初めてお会いしました。

 

伴さんにはその後、イナズマンフラッシュで共演された上野山功一さんの集まりに呼ばれた時にもお会いできました。

 

上野山さんにお会いするのも久しぶりで、「阿佐ヶ谷で整骨院やってる延寿(えんじゅ)さん」と、ちゃんと覚えていてくださったのがうれしかった。

 

そして極め付け、宣弘社75周年イベントのテレビコンサートに出演?することに。

 

この日はちょうど11月19日で自分の48歳の誕生日。

 

しかも当時アクションの殺陣を担当された高倉英二先生に初めてお会いし、トークショーゲストの加藤寿さんにも久しぶりにお会いすることができました。

 

加藤さんはレッドバロンでSSIの坂井哲也隊員役でもあり、シルバー仮面とアイアンキングのスーツアクターでもあります。

 

殺陣師の二家本辰巳さんと同じくらい自分にとっては憧れのアクションマンです。

 

今回は400人の観客の眼前でシルバー仮面登場!ということで、しっかりダイエットしましたよ。

 

なんせステージ横には演じられたご本人もいらっしゃるわけですから、緊張もします。

 

実際、お面の関係で客席もあまりよく見えていませんし、反応がわかりづらかったのですが、サプライズということもあり好評だったようです。

 

見守っていただいた加藤さんご本人よりお褒めの言葉もいただき感無量でした。

 

シルバー仮面は去年45周年ということで、当時は3歳。

 

それが、ブラウン管越しに見ていたヒーローの姿になり、しかもご本人と一緒のステージに呼ばれているなんて絶対想像できないですから。

 

打ち上げのあと、鈴木清監督と加藤さんに誘っていただき一緒に美味しいお酒が飲めたので本当に嬉しかったです。

 

と、まあ仕事も趣味も充実した一年だったと思います。

 

で、やっと今年これからのはなし。

 

あと半年もすると、開業14年目突入です。

 

相変わらず阿佐ヶ谷は治療院や治療院モドキが増え続けています。

 

今までのんびりやってたところも急に休日診療始めたり、夜遅くまで受け付け時間伸ばしたりと必死なのが手に取るようにわかります。

 

実際、この業界だけでなく、美容院や歯科医院も増え続けているので大変ですよね。

 

特に飲食店なんかは有名なお店やチェーン店でも阿佐ヶ谷だといつの間にか消えてなくなります。

 

本当に阿佐ヶ谷でのサバイバルに打ち勝つには絶えず努力と知恵が必要です。

 

そこで、当院も去年とは違う事にチャレンジを今年も実行すべく昨年末より準備をすすめている最中であります。

 

世の中の治療院とは全く逆で、当院はネットでの集客はできており、「カッピング」という強い武器があるので、今年はアナログでの集客を目標にしています。

 

ここにこんな院があったのかと思わせるために必要不可欠なのが、お店の顔である看板です。

 

今回は同い年で、デザイナーでアスリートの知人(当院の利用者でもあります)が協力してくれることになり、導線も考えたデザインを考えてくれました。

 

数は3つ。

 

一つはもともとあった電飾のスタンド看板のリファイン。

 

デザインが決まり、版面のシール部分のみを発注。

 

あとは分解洗浄し、グリーンからグレーに再塗装。

 

ガタつきもなくなり新品のようになりました。

 

あと二つはビル入り口部分の看板です。

 

2方向から見えるよう、小さいのと長いのをアクリル板にシルク印刷で発注。

 

施工はすべて自分でやります。

 

そして当院に興味を持たせるためのツール、リフレットとショップカード。

 

今日そのたたきが上がってきました。

 

素晴らしいです。

 

これからいろいろと画像用意したり文章テキスト修正したりはありますが、狙い通りのものが出来そうです。

 

院内も広く、明るく、サッパリと、素敵に見えるよう色々とリニューアル中です。

 

最長で1年かけて完成できたらいいなくらいでボチボチやってます。

 

普通の治療院じゃない、自分らしさをうまく演出できたらいいなと思います。

 

そう、屋号も「整体院」にあえて変更しています。

 

これも意図的です。

 

交通事故治療のみ「整骨院」の表記にしてあります。

 

昨日も院の前でバイクと車の交通事故がありました。

 

交通事故治療でお困りの方はお気軽にご相談ください。

 

長くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

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