吸い玉療法専門書籍のご紹介

吸い玉療法に関する書籍はそう多くありません。
すでに絶版になっているものがほとんどです。
Amazonなどを利用すれば手に入る場合もあります。
今回は5冊ほどご紹介いたします。

「吸角療法」目黒章布(めぐろあきのぶ)著  緑書房 3000円(昭和44年発行)

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吸い玉療法に興味を持ち、一番最初に手にした本がこれです。

自分が生まれたのが昭和43年ですので、その翌年に発行された本なんですね。

鍼灸マッサージ師でもある目黒先生が、脳卒中で倒れた母親をこの吸い玉療法と漢方医学により半年近くで回復させたのをきっかけに瀉血をしないですむように組織化しなおしたものです。

於血吸圧療法という名称で当時は専門の養成機関もありました。

本吸い玉協会ではこの当時にあった吸い玉療法の療術師を養成できる会を目指しております。

残念ながら現在は絶版です。

「吸い玉療法」東洋学術出版社 3000円 (昭和60年発行)

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王鳳儀著、代田文彦(監修)、浅川要(訳)、宮本猪八(資料提供)

中医学ベースで書かれている本なので、一般の方には読みづらい本かもしれません。

臨床データが豊富なので、治療家向けの本になります。

こちらも絶版です。

「誰にでもできる吸い玉療法」宮本猪八著 たにぐち書店 2000円(平成11年発行)

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治療家でもあり、吸い玉専門のメーカー医工の先代、宮本猪八先生が書かれた本です。

上記の「吸い玉療法」を一般の人でもわかりやすく解説した本で、現在でも入手可能な本です。

「抜缶療法の臨床応用」西田皓一著 3400円(平成21年発行)

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内科医であり、鍼や吸い玉療法を補助療法として積極的に活用されている先生の本です。

先生は医学的知識がなくても使用できるこの吸い玉療法を高く評価し、なぜこれほどまでに有効な治療を取り入れるところが少ないのか疑問だということを記されています。

治療家で吸い玉療法を追及されたい方におすすめの本です。

購入先

「吸い玉療法入門」宮本繁 宮本文子著 3800円 (平成25年発行)

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一番最新の手引書となります。

カラー写真が豊富で、従来の吸い玉に美容としての吸い玉(スライド法)を取り上げているのが特徴です。

エステサロンなど、美容系メニューを取り入れたい方に参考になる本です。

以上、吸い玉療法専門書5冊のご紹介をしました。

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