日本吸い玉協会通信講座No.4 ~複合型吸引機について~

吸い玉療法・カッピングは今も昔も色々な名前で呼ばれます。

ですので、ベースが吸い玉・カッピングということを知らずに新たな施術法として導入している可能性もあることでしょう。

そんなわけで、これも「吸い玉療法」的なものをご紹介していきたいと思います。

基本、真空にして、吸引させるアプローチ限定です。

こちらは比較的新しい情報ですが、エステ機器の扱いになっていますマルチシェイプという商品。

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まず金額ですが、卸価格で168万円(税抜き)

タイプでいうと、複合・スライド吸引型となります。

吸引の先端は丸いカップ状で、カップの間にローラーは入らないタイプですが、カップ自体に温熱(マルチポーラータイプラジオ波)が入る仕組みになっています。

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今までのものはカップの先端にローラーが入っているものが多く、この間に皮下組織を滑り込ませることでセルライトケアや筋膜リリース専門器としてリリースされていました。

上記のタイプはエンダモロジーとしてエステの世界では知られています。

今回のマルチシェイプは吸引と同時に温熱が入るという点が従来なかったメリットと言えます。

吸い玉療法の欠点は温熱が入らないことと伝えていますが、逆に言えばこれもメリットに繋がることもあります。

それはまたの機会にでも。(講習会では毎回お伝えしています。)

それと、バキュームにリズムが付いている点。

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この機能を「スーパーパルス」と呼んでいるようです。

吸引とリリースの間欠機能が付加されています。

現物をみていないので何とも言えませんが、当協会推奨の電動ポンプカッピングパルサーのウェーブ機能に近いかと思います。

ただ、ウエーブのボリュームを操作できるかどうかは不明。

あと、導子が別になりますが、キャビテーションも使えるようです。

<まとめ>

メリット

1台で吸引以外の施術可能。

吸引に温熱とウェーブ機能が付加されている。

デメリット

複合機特有だが、どれもそれなりの機能レベルで、1つがだめになると全て使用できなくなる。

ガワが大きいので場所をとる。

導入コストが高い。

見てないので何ともですが、必ずメンテナンスの問題もあります。

いずれ全てを表にまとめてみたいと思います。

吸引療法の全てを学べる「日本吸い玉協会」の講習会は10月に開催いたします。

全くの初心者にその日から使えるスイダマとホットパック特典付きのトライアルコースは10月8日申し込み締め切りです。

中級者向けの吸い玉ポンプセット付のベーシックコースは10月15日申し込み締め切りです。

確実にステップアップしながら道具が揃っていきます。

ちょっとデアゴスティーニっぽいかな。

トータルしても他より驚くほど安くきくち式カッピングを始めることができます。

お会いできるのを楽しみにしております。

 

 

 

 

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