自転車と飛び出しによる交通事故、翌日より首の痛みが強くなる

今日の新規クライアントさん。

朝、機能訓練に向かう途中に電話を受けました。

5月15日、自転車に乗っていて、急に子供が飛び出してきたので咄嗟にブレーキをかけ、そのあと記憶がなくなり、その子の母親にケガの手当てをされている際に意識を取り戻したそうです。

交通事故なのですが、相手は車でなく子供でした。

ケガがひどいので、その子の母親が警察も呼んだそうで、物損事故の扱いになったそうです。

一応病院も受診され、診断と応急手当をしてもらったようですが、首や肩、腕も痛くなる一方で、このまま放置しても良くなる気配がないので、当院のホームページを見て電話をしてきたそうです。

当院に電話をもらった時点で、まず自分の症状がうちで治療できるものなのかどうか?が判断できなかったそうで、今後のホームページ作りのヒントになりました。

まず、脳神経外科にも紹介できるということもお伝えし、今回の症状が運動器の外傷という評価ができたので、そのまま治療に入りました。

一応、交通事故ということなので、相手のお子さんの保険で対応してくれるそうです。

記憶がないので、どう転倒したか?どう手をついたのかわかりづらいのですが、擦過傷を診て大まかな検討をつけて治療しました。

右手首はおそらく転倒時に一度手を着いているようで、手のひらに傷がありました。

手首の曲げ伸ばしで痛みがあるので、ハイボルト、超音波の順でその都度動きと痛みの確認を行いました。

サーモカメラで実際の映像を見せたりすると、とても納得されたようでした。

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キネシオテープを貼って、動かしてもしばらく痛みが出ないような処置を施しました。

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首と肩は、連動した一つのユニットとしてとらえ、一気に超音波コンビネーションをかけました。

例によって、助手がいないのでまたカッピングばかりの画像になってしまいましたが、いつも色々やってますので、はい。

かなりの可動制限と痛みがありましたが、一気に改善し、背中全体にも相当疲労が出たでしょうから、カッピングをしました。

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しばらくすると、「これ温かくて気持ちいですね!首のところは動いてますね?」と言うので、背中にはマイクロ波で温熱を入れて、首にはウェーブ法というカッピングをしてるという説明をしました。

治療後に再度確認してもらうと、更に動きがよくなり、全体的にすっきりしたとのことでした。

今回の受傷部は主に顔面、首、右腕と右肩なのですが、右肩甲部に赤い斑が強く出ています。

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偶然なのかは追いかけて診てるわけではないのでなんとも言えませんが、クライアントさんは妙に納得します。

最後に、なぜうちを選んだかを聞くと、

今まで行ってた整骨院は毎回施術者が変わる、治療回数が多いわりにあまり効果が感じられない。

ならば先生一人でしっかり効果を出してくれるところがいい、ということでした。

うちの場合、そういう方がほとんどですけどね。

次回は土曜にフォローアップします。

交通事故直後は意外と興奮していたり、緊張していたりで、痛みに鈍感になっていることがありますたとえ自転車同士であっても、警察を呼んだり、相手の連絡先を聞くようにしておいてください。

交通事故治療なら阿佐谷北の延寿堂まで!

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