20 6月 ６月の勉強会「カッピングフォローアップ教室」のおさらい

今月の勉強会カッピングフォローアップ教室のおさらいです。

手動ポンプを使ったカッピングの練習

何故プロはメーター付きのポンプを使用するのか？

それは講習会でも詳しくお話し済みですし、皆さん全員理解しているようですので問題ありませんでした。

カップの選択４号、５号、６号の使い分けはとにかく場数を踏んで慣れていただくしかないです。

最初はハンドポンプセットを購入し、まずはご自身と身内で練習を積んでください。

今回の勉強会ではきくち式をやろうとすると、握力がどんどん落ちてきます。

そう、自身が疲労してはダメなのです。

きくち式メソッドは基本的に自分は疲れずに、クライアントは最高に心地よく、最大の効果が体感できることです。

パーソナルだからと言っても、自分は極力疲労しないようなスタイルでいきましょう。

でなければ、生涯現役とはいきません。

手技でガンガンやってるのは若いからできるのであって、２０年後、３０年後もこの仕事を続けると思っているのであれば同じように今のスタイルでいけるのか？

いや、その歳になったらペース落とせばいいやと思ってる方、収入を落とさずにペースダウンできますでしょうか？

自分はどんどん楽なスタイルで料金を更に上げていける自信があります。

要は目先でなく、１０年以上先を読んで今を取り組んでいるかどうかが重要なことだと思います。

自分が保険診療、交通事故を捨てるタイミングはこの時期だとあたりをつけてきたので今では自費のみでなんとかやれています。

しかも１日５人以上診ることも滅多にないです。

１日何十人も回さないと維持できない典型的な接骨院スタイルはもう時代遅れです。

話し戻します、そこで電動ポンプの登場です。

手動ポンプを体験してこそ、この電動ポンプの良さがわかります。

「速い！」「凄い！」「楽！」を体感していただけたようです。

そしてキネシオテーピングについて。

実際には３Mのマルチポアスポーツの５０㎜を使用していただきました。

KTテープと他のテープとの違いやそれぞれのメリット、デメリットもお話しさせていただきましたので参考にしていただければと思います。

エデマテープの切り方の復習です。

エデマedemaとは浮腫とかむくみのことです。

大きさに合わせて作ることもできますが、KTテープを半分にカットして使う方法です。

まずは半分に折ります。

折った方の両角を丸くカットします。これはテープ角が引っかかって剥がれにくくするための加工です。

真ん中にハサミを入れてカットします。

次にのりしろ部分を折っておきます。

折り目がついたら戻して真ん中から縦に折り目を入れます。

折り目に沿ってカット線を入れますが、のりしろ部分を超えないように気をつけてください。

更にその半分にカット線を入れます。

タコさんの出来上がり。

これを交互にテンションをかけずに患部に貼ります。

わかりやすいように色を変えてあります。

自分の場合、お話しした通り、４つではなく３つの場合もあります。

状況により使い分けています。

セパタクローの試合でアタックをブロックした際の打撲や、バレーボールでの打撲などに凄い効果が出ています。

今回の目的は少し異なりますが、色々と応用できるのはいいことです。

カッピングでも取り入れていきましょう。

こちらも引圧でカッピングとは相性がいいんです。