日本吸い玉協会の認定講座 初級編開催まで2週間を切りました。   どんどん色々なものが仕上がってきております。   当日お渡しするのが楽しみです。   最近ではタレントの菊地亜美さんや中村 果生莉さんもカッピングやってるようですね。   その他、海外セレブのカッピング事情はこちら   これをうけてカッピングに興味をもつ女子が増えるかも?   それとは裏腹にタイトルのように、今日はこんな出来事が。   突然昼すぎに岡山県から着信が入り、また遠くからの予約が入ったなと思って出てみると、「岡山県警の○○と申しますが、日本吸い玉協会さんの事務局でよろしかったでしょうか?」と。   え、何!って感じでしたが、話を聞くと吸い玉の施術を受けた方が被害届を出してきたそうで、警察としてはまず「吸い玉」が何なのかわからずに、ネットで調べてうちにたどり着いたそうです。   以前はどこだったか忘れましたが、市役所から電話が入り「吸い玉で開業したいという方が窓口に来られてるのですが、これは特別な施術が必要なのでしょうか?」といった問い合わせもありました。   マスコミの取材や問い合わせ以外にも、こういった吸い玉にまつわる問合せがこちらに来るのも「日本吸い玉協会」という唯一の看板があるからということでしょう。  去年のテレビ放送時のものです。 本題に入ります。   これ、すごく重要で当協会が一番気を使っているのがこの「傷害罪」になるかならないかということ。   吸い玉療法は民間療法で誰にでも行えるものです。   しかし、お金をいただいてプロとして施術をするのに市販の本や動画等の見よう見真似程度で始めてしまうのは余りにも浅はかです。   国家資格を持った施術者がある程度吸い玉療法の理論を勉強して行うのと、無資格の人がいきなり吸い玉療法を施術として行うのではやはり無謀な行為と言えます。   今回詳細は聞いていませんが、施術後に水疱(水ぶくれ)、皮膚が破れた、剥けたというような事故だったのではないかと推測します。   聞いてきた内容が「吸い玉を行うと皮膚が剥けたり水泡ができたりするものですか?」というような内容だったので、そういうことなのでしょう。   病院で診断書も取り、このあと問題が大きくなれば裁判とかいう流れになるかと思います。   数年前も似たようなことがある地方のエステで起こり、問い合わせを受けました。   去年のマイケル・フェルプス選手の影響でカッピングをする院やサロンが増えていますが、ちょっと前のブログでも僕が予測した通り、こういった事故が増えて来ているようです。   では、どのようにしてこのような事態を未然に防ぐのか?   全てこの認定講習の中でお話ししていきます。   警察の方から「現在岡山に協会の会員さんはいらっしゃいますか?全国で何名くらいいるのですか?」とも聞かれましたが「今月から正規の会員を育てていくので今のところおりません。」と答えました。   自分の中ではこういったトラブルの問合せがあった際の差別化ができるようなものを作り上げていきたいと思っています。   ホームページへのリンクやバナー、院やサロンに飾れる認定証、ステッカーなども検討中です。   「吸い玉、カッピングを受けるなら日本吸い玉協会のこのマークが安心・安全の目印!」みたいな。   そのためのロゴマークでもあります。   このマークを貼れる仲間を増やしていくのが当面の目標です。   今月28日の初級講座、残りあと2名です。   もしあなたが施術したあとで、今日のような被害届による電話が警察から来たらどうしますか?    ...

GWも終わり、すっかり暑くなってきました。   今月28日に初級講座が控えていますので、まだまだ準備に追われております。   昨日メールで予約が入りました。   オランダからです。   もう3回目で、すっかり帰国の際には当院にという流れです。   こういう流れを作るには、絶対が二つ以上必用となります。   ひとつはホームページです。   当院のリピーターの100%がホームページを見て海外も含め、あちこちか予約が入ります。   口コミは理想ですが、ホームページによる集客は一番費用対効果が大きいのです。   もうひとつは他の院とは「違う」サービスの提供です。   ただ違えばいいということではなく、他では真似のできない、クォリティの高いサービスです。   当院ではホームページから誘導し、来院、そして施術に入るまでのウォーミングアップ的なカウンセリングと検査及び効果測定とテンポの良い「流れ」というか「仕掛け」も作り込んでいます。   そして目的のサービスにやっと到達と思いきや、更にサプライズ的な施術みたいな、期待されていた以上のサービスがポンポン出て来るので、顧客満足度が上がります。   この辺も全4回の認定講座を通してお伝えしていく予定です。   認定講座終了後、認定講師として活躍をしていただく会員の方は今後こちらのサイトに登録をさせていただきます。   これから数年かけて各県の代表が作れるようにしたいと思います。   なので早い者勝ちです。(笑)   先月までは無料登録でしたが、他の方が見られた際に「日本吸い玉協会」の認定院とか、勝手に協会の名を使われてしまうということが起きたため廃止にしました。   急激にカッピングを取り入れる治療院が増え始めたので、おそらくそれに伴うトラブルも今後増えるでしょう。 ※最悪のトラブルはこちらを参照に。   その際に、ただの「吸い玉療法」をやっているのか、日本吸い玉協会の「きくち式カッピング」をやっているのかで差別化にもなり、被害を被るリスクを減らすことができます。   協会ホームページも随時更新及びテコ入れしていく予定です。   28日の初級講座はあと残り2名受付可能です。 海外セレブのカッピングあのジャスティン・ビーバーも!        ...

先ほど来院された40代男性のシェフ。   約2か月ぶりの来院でした。   雑誌に紹介され、忙しくてメンテナンスどころではなかったようですが、昨日たまたまメールを入れたら早速返事がかえってきました。   「明日空きありますよ。」が効いたみたいです。   で、昨夜の0時ころに今日の10時の予約が決まりました。   開業した頃は電話のみでしたが、今は便利ですね。   パソコンもそうですが、スマホで24時間連絡取れちゃうわけですから。   で、今日の状態を伺うと、このあとスーパー銭湯に行く予定があるらしくカッピングなしで、というオーダーでした。   海外のセレブなんかは平気でカッピング跡を見せているのになあ。   タトゥーは平気でもカッピングの跡は見せたくないというのが不思議なんですが、早くカッピングという健康法を多くの人に認知してもらい、それを気にしないで済むような習慣ができればなと思っています。   カッピングの跡を残さない方法としてスライドがありますが、今日はハイボルトのオーダーと、身体の歪みを見て欲しいという要望があったので、ラジオ波、超音波コンビネーション、手技療法の選択としました。   スライドを選択しない理由のひとつに、体型の問題があります。   今日のクライアントさんは身体のボリュームがあるので、体感的な効果としてスライド10分入れるより高周波を入れたほうが施術後の満足度が高くなります。   手技で驚いていたのはスネの調整と首の調整でした。   本人が気づいていないレッドゾーンです。   スネは前脛骨筋といって足首の運動に関わります。   ふくらはぎの疲労は気づきやすいですが、スネの疲労は気づきにくいです。   スキーとかスノボなんかでもかなり疲労が出てくると思います。   正座の習慣がなくなってきているので、ここがストレッチされる機会もないわけで、しっかりメンテしないと階段でつま先が引っかかりやすくなったり、転倒したり、捻挫の原因にもなります。   自宅でできるメンテナンス法を教えたら、「いいこと聞いた、今日からやってみよう」と言ってました。   首も触ると結構痛がる人多いです。   超音波やハイボルトでも動きは良くなったり、運動痛はかなり消えたりしますが、圧痛は残っていることが多く、手技をプラスして胸鎖乳突筋のほぐしと頸椎の矯正を加えると不思議なくらい痛みと違和感がなくなります。   施術前のカウンセリングでは「得に調子は悪くない」と言っていましたが、首やスネなど自分が気づいていなかった部分の発見があり、メンテナンスの重要性を感じていただけたようです。   この辺も中級講座以降でお話しできたらと考えています。   次回予約を入れた後、リーフレットを数枚紹介用に持って行ってくれました。    ...

吸い玉療法、きくち式カッピングを(業務として)行う、取り入れるメリットについて触れてみたいと思います。   まず、カッピングを導入することでの他の施術法との優位性について   もう開業して14年近くになりますが、カッピングを1日たりとも行わない日はなく、今では残念なことに来院される方の10割がカッピング希望者です。   残念というのは、当院は「治療院」であって、「吸い玉専門店」ではないからです。   移転する前、協会立ち上げ以前はギックリ腰や寝違え、腱板損傷、腰痛などの治療希望者がほとんどでしたが、今では「吸い玉を受けてみたいのですが」という予約希望者ばかりになってしまいました。   結果的に来院されると、吸い玉だけでなく他の施術にも興味をもっていただき、こんな治療法もあるのだと喜ばれ、遠くても月1回程度のメンテナンスでリピートされる方がほとんどです。   ここで大事なポイント。   当院ではオリジナルのカウンセリングシートを使い、これだけで次のステップが踏めるようになっています。   その中で、他でどんな治療を受けたことがあるのかを尋ねますが、回答はほぼ駅前によくあるような格安マッサージ、接骨院(保険診療)、整体(カイロプラクティック)、鍼というこのうちのどれかです。   特にカイロプラクティックといってもマッサージと変わらなかったという答えが非常に多いです。   それだけカイロプラクティックという施術を売りにしているお店が多いにもかかわらず、一般的な認知度があまり高くないということ、また整体なのかカイロプラクティックなのかみたいな偽物が多いということになります。   大きく分けてみると、鍼以外は手技療法がメインであり、受け手側にしてみればどれも明確な違いもなく、「その時は気持ちよかった」くらいの記憶しかもっていません。   自分の場合、カイロプラクティックとの出会いは小学生でサッカーをやっていたころ。   あの「バキボキッ!」という衝撃はカッピングを始めて受けた時よりも強烈でした。   今では「痛くない」とか「バキボキしない」とか「ソフトカイロ」みたいな表現を使うところが増え、カイロだかマッサージなのかほぼ区別がつきません。   そもそも国家資格ではないので、マッサージと記せばアウトですし、あえて「整体」とか「ソフトカイロ」という風にファジーにしておいたほうが都合がいいわけです。   整形外科や接骨院における電気治療も、保険診療における約束ごととしての時間稼ぎが多いのでこれまた「あれって意味あるんですか?」くらいに思う人が大多数です。   ハリをさすか、マッサージされるか、よくわからない電気をあてる、くらいしか一般の人には伝わっていないわけです。   どんなに立派な理屈を言っても受け手側は素人。   手技は手技、明確な変化や目視できるような施術効果が表れない限りどれも似たようで、マッサージと大して変わらないという評価しかありません。   治療する側もいい加減このくらいのことは理解したほうがいいと思います。   そこで最近じわじわと人気が上がっている吸い玉療法、カッピング。   大きな違いは   他の治療法と異なり、「引く」というマイナスの施術法だということ。   これだけで「今までの手技療法でも鍼でもない」という強烈なインパクトを残せます。   引っ張られる、吸い上げられるという初めて体感する皮膚感覚。   カップによって皮膚、皮下が吸い上げられ盛り上がる吸い玉療法独特の「缶象」と抜缶後の赤い跡が残る溢血斑。   この視覚効果はものすごく大きいです。   この皮膚感覚と視覚と効果が結びつきやすいので、一度体験したことのある方は「またやってみたい」と思い出すことができるのです。   ものすごく単純な機序です。   引っ張る➡盛り上がる➡赤い斑が出る➡何かが吸い出されて軽くなった   ただし、必ずしも赤い斑が出るということではないです。   ここも重要ですので、講座のほうで詳しく解説いたします。   ここまでの説明だけでも吸い玉療法を取り入れるメリットを感じられたかと思います。   次に、「誰にでもできる吸い玉療法」だけに見よう見まねで自費アップ的なオプションとして導入する治療院やお店がこの数年で圧倒的に増えました。   少なからずうちが影響してるとは思いますが。   問題点は臨床経験が少なかったり、既存の吸い玉療法を鵜呑みにして行うと思わぬトラブルが起こるということ。   最悪のケースはこちらを参考に。   人は片手間に吸い玉をやってる所より、より専門的に行ってくれるところを求めます。   当院にはホームページのおかげで、専門的に吸い玉をやっている治療院とみなされ、遠方からもしょっちゅう来院されます。   その中で、「近くには吸い玉を専門的にやってるところがない」「鍼とセットじゃないと吸い玉をやってくれない」「背中に8個くらいつけただけで満足度がない」という声がどれほど多いことか。   これって最大のチャンスだと思いませんか?   近くに専門的にやってるところがないということに関して。   まず、お店で吸い玉療法を導入しても、それを知ってもらわないことには始まりません。   今時チラシや電話帳活用する人もいないでしょう。   ターゲット層はいつでも「スマホ」で検索しています。   自分に置き換えればすぐにわかることですよね。   飲食店などを探すのに、スマホでキーワード入れてませんか?   整理しましょう。   この問題をクリアするには最低限、 1.ホームページがあること 2.ホームぺージ内にしっかりと吸い玉療法専門のページを作ること。 3.SEO対策をしっかりとること の3つです。 ホームページはドメインをとり、これも古ければ古いほど価値があるので、すぐに取り掛かったほうがよりベターです。 せっかくホームページを作っても、吸い玉療法の記載がない、または吸い玉療法のページがないのはもう意味がないです。   検索してきた人が「これを受けてみたい!」と思うようなページでなければ誓約しないということです。   吸い玉専門のポータルサイトもやっていたのでわかりますが、結構多いですよ。   そして肝は自分のホームページがいかに検索に引っかかるかです。   検索をかける側は二つから三つのキーワードを入れてきます。   一つ目のキーワードは吸い玉療法そのものです。   不思議なのは吸い玉療法自体を体験したいという方もいれば、肩こりや腰痛、血流改善とか体質改善とかの目的で来る方もいます。   当院ではカイロプラクティックも使いますが、「カイロプラクティック」で検索してくる患者はいないということです。   先にも述べた通り、患者は素人です。   何とか療法など、名称や理論はどうでもいいんです。   要は今自分が抱えてる症状が改善できるのかということだけなんです。   なので、検索キーワードは「症状」と「地域」と「何科」か?という具合になります。   この辺も過去の講習会でお話ししてきましたが、詳しくはまた別の機会に。   ここまで、他の施術法よりもどれだけ吸い玉療法のほうが優位性が高いのかを述べてみました。   吸い玉を導入しているというだけで「受けてみたい」と思う人がたくさんいるということ。   せっかく導入しても吸い玉の専門ページがなければ話にならないということ。   でも、ただの吸い玉療法をこれから始めても差別化にはなりません。   もう皆が始めているからです。   当院の並びにある整骨院じゃないですが、「吸い玉療法500円」って。   新しく導入して500円しかとれない施術なんて馬鹿らしいのでやめたほうがです。   そして増えれば増えるほど、吸い玉によるトラブルも多くなります。   きくち式カッピングを取り入れることで、より安全に、より効果的に施術をおこなうことができ、他の吸い玉療法との差別化をすることができます。   ちなみに当院のカッピングは最低料金が6000円(税別)です。   オプション付けて行くと限りなく10000円に近くなります。   この辺も講座の中や、ステッアップ講習会等でご指導いたします。   きくち式カッピングを始めるにあたり、 1.資格は必要なし 2.導入コストが極めて低い 3.ランニングコストがほぼない 4.メンテナンスが非常に楽 5.施術者側の疲労が少ない という具合です。   当たり前ですが、早く取り入れた人ほどその恩恵は大きいです。    ...

日本吸い玉協会 きくち式カッピング 認定初級講座までちょうど1ヵ月となりました。   ほぼ毎日電話やメールにてお問い合わせいただいております。   大した告知打ってるわけでもないのに、それだけ注目されているということですね。   ありがたいです。   今日はカッピングのメーカー医工さんからメーカーさんの会員向けにこの認定講座の告知案内のご協力をいただけました。   いつもありがとうございます。   明日以降、また問い合わせが増えたりして。   開講まで1ヵ月となりましたので、少しづつ盛り上がるような内容を書いていきたいと思います。   前回は効果測定のはなしでした。   今日は講座についての質問にいくつかお答えします。   まず、「これは国家資格ですか?」「何か資格が必要ですか?」という質問に対して。   吸い玉療法は国家資格ではありません。またこの施術を行うのに資格は必要ありません。   本講座の終了後に認定するディプロマも国家資格ではありません。   あくまでも日本吸い玉協会が発行する、ある一定の知識と技術を身につけたという証です。   柔道整復師や鍼灸マッサージ師などの国家資格を取得するには3年間の全日制の専門学校に通い、国家試験に合格する必要があります。   そして民間資格と国家資格の大きな差はもう一つ、国家試験はある一定のレベルに達しないと平気で落とされます。   しかも難しいです。   民間資格はお金さえ払えば基本ディプロマをもらえます。   ここが国が認定するものと、民間の団体もしくは個人が認定するものとの大きな違いです。   更に国家資格の場合、取得後臨床経験を積むことが義務付けられるようになったので、すぐには開業できないのです。   少なくとも開業するまで4年以上、数百万を受講料として払い、開業時には設備機器、店舗、運転資金と莫大な資金が必要となります。   そこまでしてやっと人の身体を触れるようになるのです。   民間療法でそこまでやる機関はほぼないでしょう。   それをたった数回の講習会とかでマスターするなんて常識で考えたらありえないですし、受ける側にとっては恐怖でしかありません。   まさに人体実験ですね。   吸い玉療法は経験により古代より伝えられてきた民間療法です。   民間療法とはに経験則に基づいた医療類似行為のことをいいます。   その中には物理的なもの、薬物的なもの、呪術的なもの、信仰的なものまで含まれます。   効果があるものもあればないものもあります。   民間療法の場合は裏付けが乏しいのが欠点です。   そして、国家資格がなくても施術は行うことはできます。   注意していただきたいのは、「治療はできない」という点です。   治療はあくまでも医師の行うことのできる行為ですので、厳密にいうと医師以外が行う行為は「施術」という表現になります。   この辺はとても重要なことで、もし知らずにホームページや広告で治療とか根拠のない効果・効能を謳ってしまうと、医師法や薬機法、景品表示法に抵触する恐れがあるということをご理解ください。   詳しくは最後の認定講座でお話しする予定です。   治療はできないけど、優れた疲労回復や健康増進の手助けは十分にできる、というのが当協会の神髄です。   胡散臭い講習会やセミナーが溢れかえる状況ですが、うちは「まともなこと」をやります。   普段から興味を持たれ、僕のブログ等を読まれている方ならご理解いただける思います。   この講座を受けて、活かしたいと思う方は、どうぞ頭の中を真っ白にして来てください。   過去の吸い玉療法の理論などはどっかに置いてきてください。   僕は自分の目で見て、体験し、根拠のあるものを追求してきました。   ただ本やテキストを見て、操作法を教わってもただのコピーであり、本質の部分を理解していない人が講師になっても、ただのコピーはぼやけるか薄れていくだけ、なまじか中途半端な知識は我流が入りこちらの意図とは別のものを伝えるだけになります。   28年前に吸い玉療法に出会い、開業以来14年間吸い玉施術を行い、カッピングパルサーを誕生させ、一番効率の良い施術スタイルを構築した「きくち式」をのれん分けするのですから、ある意味師匠と弟子の関係に近いです。   まだまだ自分が目指すところは遠いですが、仲間が増えることによっていろいろな臨床データが集まり、メンバーで共有して活用する。   そんな協会を目指しています。   たとえ柔道整復師や鍼灸マッサージ師などの国家資格をもってなくても、治療が行えなくても、それ以上の効果が出せる方法や手段を指導いたします。   これは時が経てば経つほど不利になります。   いいとなると真似するところがどんどん増えるからです。   次回は少しこの講座をうけることによるメリットなんかを書いてみたいと思います。  ...

施術の効果測定ってしっかりと行えているでしょうか。   ケガの治療であればともかく、不定愁訴や疲労から来る肩こりや腰痛。   実際は後者がほとんどだと思います。   よくあるのが、「今は痛みとかはないんですけど・・・」とかいうケース。   治療をするからには、原因(症状の根源)を見つけて改善させる必要があります。   でも痛みはない。   でも何かしらの指標は必用になります。   プロの仕事ですから、ビフォーアフターでの違いを示すことができなければ、「更に良くしたい!」というモチベーションにはなりません。   そこできくち式ではいくつかの簡単な効果測定を行っています。   今日は一番簡単な方法をひとつご紹介。   柔軟度チェックです。   前にも書いてますのでこちらも参考に   簡単です。   まずは両足をそろえて、膝を曲げずに前屈をしてもらいます。 ここでほとんどの方が 「めっちゃ身体硬いんですよ!」 「足首硬いんで」 「腰が硬いんで」のどれかを口にします。 この3つにどれも正解はありません。   このときに指先が床に届くか、届かない場合、メジャーなどで中指から床までの距離をカルテに書き留めておきましょう。   また、前屈で腰に痛みが出るかどうかも聞いておきましょう。   次に、肩幅くらいに足を拡げてもらい、腰に手を当てた状態で後屈してもらいます。 このときに後ろが見えるか、腰に痛みが出るのか、首に痛みが出るのかを確認します。   そして、前屈と後屈、どちらの方が制限が強く、本人はどちらがつらかったかを記録しておきます。   この簡単な二つの動作ですが、過去14年間開業してどの以来、どの患者さんも色々な治療院に行ってるわりに、このようなテストをされたことがないというので不思議でしょうがないです。   本人も、実際にやってみて、以外にも柔軟性が欠如していることに驚かれます。   これが大事なんです。   一度やらせてみて、出来ないことを確認させる作業が。   あとは簡単です。   テスト時よりも柔軟性(可動域)が変化していれば最初のつかみはOKです。   使用するのはストレッチングボードです。 たったの90秒で前屈は改善されます。 しかも手技も機械も使わずに。   当院ではこれを本人にネットで購入してもらい、毎日風呂上りに90秒やって頂いています。   角度の調節もできるので、段階的に柔軟性をアップしていけます。 柔軟性が上がるにつれ、肩こりや腰痛が減っていきます。   要は身体の柔軟性(硬さ)が現在の症状に直結していることが多いということを認知させてあげることと、30分以上マッサージを受けなくても、家でたったの90秒で柔軟性がアップする、ということを指導してあげるんです。   なぜストレッチングボードにのるだけで腰痛や肩こりも減るのか、   これも認定初級講座でおはなしいたします。   お楽しみに。 ...

平成26年の1月に当協会主催の第1回カッピング講習会を開催して、すでに3年が経ちました。 かねてより要望の多かった認定講座の準備が整いましたので、5月よりスタートいたします。   今年度は初の試みですので、5月と6月に初級講座、7月以降に中級、上級、認定講座という具合に進めていきます。 今年1年かけて5~10名程度の認定セラピストを養成していければと考えております。 普及とは相反して、業務で行うお店が増えると差別化ではなくなってしまうため、どこかで制限はしていこうと思っています。 簡単に言ってしまえば、最初に参加された方が当然有利な立場になれるということです。 認定セラピストも、もうワンランク上の講座や、認定院制度なども検討中です。 全ては今回の認定講座の終了した方のみが対象です。 ちなみに昨日の時点ですでに2名の申し込みがありましたので、残りあと3名です。 ただし、入金確認後正式受付となります。 まずは指定のフォームより申し込みいただき、こちらから仮受け付けのメール返信後にご入金いただき、お振り込み確認後に正式受付となります。 過去毎回ですが、キャンセルが出ます。 当協会の講座は本当にきくち式カッピングを学び役立てたい方のみを対象にしております。 体調不良やご家庭の事情等は致し方ありませんが、何となく面倒になったとか、忘れてたという方もいらっしゃいました。 カッピングの実技を指導するためには、他の手技療法の講習会と異なり、資機材の準備とベッドを用意する必要があります。 それ故、一度に沢山の方を指導することは出来ないのです。 そのために定員を少なくしています。 ですので、いい加減に申し込まれてキャンセルされると、本当に受講したい方の枠がなくなりますのでとても迷惑です。 そんなこともあって、受講費用は事前振り込みで、振り込み後のキャンセルは対応不可となっております。 今回からは、「認定講座」ということでスタートしますので、こちらにも責任がある以上単発の講習会より厳しいところもありますので予めご了承願います。   昨日も新規カッピング希望の方が2名来院されました。 男性と女性です。 男性の方はすでに経験者で、ずっとカッピングをしてくれるところを探していたそうです。 やはりデスクワーク中心のため、背部のこりと首筋のつらさが酷いそうです。 カッピングで首筋に行う場合は、特殊な方法をとります。 それも今度の認定講座の中で学習します。 ただ、今回のケースではもうすでにカッピング経験者でしたので超音波とハイボルテージのコンビネーションの治療から最初に行いました。 まずはほとんどの方が、この刺激に驚かれます。 治療後はたった2分で痛みやゴリゴリしていた感じがなくなるので信じられないという表情をします。 この施術は医療機器ですので、有資格者限定の講習会で指導予定です。 女性の方は妊活中ということで、電気を使った治療に不安があるようでしたのでカッピングのみで対応しました。 はっきりと言いますが、マッサージも鍼もカイロもダメだという方で最後の砦のようにカッピングに希望をもって全国から来院してきますが、そういう方にはカッピングだけではあまり効果は上がりません。 100%、その場でしかも数分で効果を出せるのは「きくち式カッピング」のコンビネーション法だけです。 皆がやり始めたら差別化ではなくなります。 早いもの勝ちです。 来院される方は海外からも来ます。 日本の場合には、「先生と同じようにやってくれるお店はうちの地元にありますか?」とよく聞かれます。 その時に紹介できるようなセラピストを増やせたらと思っています。   きくち式カッピング認定 初級講座 お申し込みはこちら...