ノンストレスダイエット  女性  49歳  身長154cm 体重92㎏ 目標20キロダウン 水曜からスタートしました。 お子さんの受験も無事に終わったとのことで、楽しみにしていたそうです。   ただ今CT画像の撮影に行ってもらっています。 カウンセリング時から3週間で約2㎏ウェイトダウンしていました。 カウンセリングしただけで皆さん体重減ってるので驚かれます。   初回終了後、翌日の体重がかなり落ちていたようで喜びのメールが届きました。 モチベーションが上がるのは良いことですね。 今から最終結果が楽しみです。...

仰向けで、スネの部分をほぐすとめちゃ痛がる人、凝り固まっていて気持ちよがる人それぞれですが、いづれにせよこの部分も疲労が溜まってる方多いです。   特に足の三里というツボのあたり。 自分は柔道整復師なので耳ツボ以外はあまり気にしませんが、たまに使うと面白い結果が出ます。 最近ではこんなものを使っています。 ツボ探索機です。   意外と圧痛点と合致するので驚いています。   講習会でも取り上げてみたいアイテムです。   一応国家資格者しか購入できないようですが、何故かアマゾンで買えてしまうというオチ。   ツボが気になる方にはこんな本をご紹介。   以前、家内の実家(三重県)に車で向かう途中、高速道路の交通渋滞で何度もブレーキをこまめに踏んでるときにつったことがあります。 非常にこわいですね。   へたすりゃ命取りです。   長距離ドライバーの方には多いのでは。   で、このスネの筋肉、前頚骨筋というんですが、足の甲を持ち上げたりとか下げたりするのに使う筋肉なので、スネの部分をさわりながら動かすとよくわかります。 疲労してくると、この運動がとてもイヤな感じになります。   これを簡単にストレッチするのが正座です。 しかも入浴中。   足首がゴツゴツ風呂の底に当たって痛い人はタオルを足首の下に轢いて行なってみてください。 そもそも足首が痛くて正座が出来ない人(足の捻挫がきっかけだったりします)は治療しに来てくださいね。   捻挫による衝撃で、本来の正しい関節の位置から微妙に逸脱している状態、わかりやすく言うと亜脱臼状態のままになっていることが多いです。   柔道整復の仕事である「整復」を行うと急に正座ができるようになり驚かれます。   正座はそもそも日本人の生活の文化のひとつでありましたが、洋式の椅子とテーブルに変わり、だんだんと和室もなくなり、自宅で座るという習慣がなくなってきました。   武道をやっている人くらいですかね、「姿勢を正して!正座!」なんてのは。   この正座は長時間やると血行障害を起こして、しびれが出たり膝によくないとか言われますが、入浴中であればお湯の浮力により膝にかかる負担も軽減され、何よりお湯の温度で血行が良くなっているので、20秒程度なら特に問題はないはずです。 今日から試してみてください。 「おお、伸びてる~!」が実感できます。 風呂上りにシュッとスプレーするとなお翌朝が楽です。 きくち式健康入浴法、スネ編でした。...

ストレッチのゴールデンタイムは温めながらできる入浴中。   ということで、疲労回復とストレッチを同時に行なう「きくち式健康入浴法」。   足裏のストレッチです。   なってしまうと中々よくならない足底のトラブル。   ランナーにも多い症状です。   臨床で診ていると足裏の硬い人、扁平な人が多いです。   そこで、超簡単なストレッチ。   お風呂に浸かった状態で正座のつま先立ちをするだけ。 これだけで足裏が充分伸びます。 時間的には20秒くらいで大丈夫です。   シリコンゴム製の当院オリジナルスイダマなら入浴しながら足裏カッピングもできます。 立ち仕事の方や、ランニング後の足裏ケアにご活用ください。    ...

ストレッチングボードの使い方 前屈が出来ない、腰が硬いという方にこれをやってあげると、意外と簡単に効果が出てしまうアイテムです。   確認としては、まず両足を閉じて、膝を曲げずに前屈をしてもらいます。   このとき、写真の背景に基準となるラインのようなものが壁にあるとビフォーアフターが分かり易いです。   中学校の駅伝大会のサポートにいった時にも子供たちだけでなく、先生方にも驚かれたくらいです。   ストレッチングボードは、たった90秒乗るだけで全身がストレッチできるすぐれものです。   場合によってはこれだけで腰の痛みや首の痛みが軽減したりします。   自重によるストレッチなのでとても安全な方法です。   やり方はふ簡単、くらはぎがちょっと伸びてるな~くらいの角度に調整してまず60秒。   この時あまり膝が曲がったり、腰がひけるようであれば角度をもう少し低くしましょう。   大抵の場合、この状態で60秒たった後に終了してしまう人が多いのですが、ポイントはここからです。   更にストレッチングボードに乗ったまま30秒いけるところまで前屈します。 この状態で腰から首の付け根まで一気にストレッチがかかります。   コツは力を抜いて頭を完全に下に下げるだけです。   30秒経ったら、ゆっくり下りて再度前屈をしてみます。   ボードに乗る前より、指が床に近づいているのとふくらはぎの緊張感が減っているのを感じられるはずです。   腰が硬いわけでもなく、足の緊張がすごく影響しているということに気づきます。   当院ではこのストレッチングボードだけで最初の掴みはOK!というほどウケます。   スポーツ前後ならこのタイミングでクール&フィットをスプレーするだけで効果はさらに高まります。   画像で見せてあげればなおいいです。   ストレッチングボードも正規品は高いですが、色々なタイプが出ています。   当院でも「のびちゃん」売れています。 忙しいビジネスマンでも、テレビ見ながらとかにも出来ますし、一番最良なのは風呂上りに行なうことです。   スポーツを楽しみたい方、身体が硬いという方は是非おためしください。            ...

今日、念願だった赤外線サーモグラフィーカメラが届きました。 ちょっと前までは50万円くらいでしたが、最近このデジタルカメラタイプとスマホ装着タイプが登場して、やっと個人レベルで手の届き易い価格帯となりました。 スマホ装着タイプなら3万円台なので、もうお小遣いレベルですね。 色々と悩んだ末、このデジカメタイプを選びました。 アマゾンで昨夜頼んで今日の午前中届きました! 今までは外傷などの際に赤外線レーザー温度計を用いていましたが、どうしても点で捕らえるため誤差が出やすく、境界線などが不鮮明でした。 しかしこのカメラだと全体像として捕らえるため、ビフォーアフターなどの評価がしやすいです。 早速使ってみました。 腕と肘の痛みで来院された女性。 上腕二頭筋のハリと肘頭の運動痛がありました。 サーモで見ると二頭筋と三頭筋の筋腹の部分が他より温度が低めです。 特に脂肪層の多い三頭筋は青いですね。 治療後はトップの温度が4度も上昇しているのがわかります。 画像の撮り方慣れてなくて見づらいかもです。 超短波を5分かけたあともしっかり温度が上昇しています。 施術後は、痛みを探す程度にまで変化がでました。 早くこのアイテムを使いこなしたいですね。 これでまた検証機材が増えました。 ...

抜缶療法の臨床応用 医師が実際に吸い玉療法を行って、その効果や臨床例を挙げている書籍の紹介です。 高知県、西田順天堂内科の院長、西田 皓一先生は1977年から東洋医学専門誌である「医道の日本」に東洋医学の優れた面を紹介され、多くの鍼治療などの本を出されています。 中でも本書は、吸い玉(抜缶)療法について臨床結果や吸い玉の効果・効能を詳しく説明されています。 特に、吸い玉が急性疼痛疾患(腰痛、肩関節痛、膝関節痛、こむら返りや、ぎっくり腰)に即効性と鎮痛効果があることや、他の治療法の効果高める補助的な作用について書かれています。 血行や血流などの効果効能で取り上げられる吸い玉療法を、筋肉の痛みや痙攣などの鎮痛に一番効果があると評価されたのは自分の知る限りこの西田先生だけです。 自分自身も長く吸い玉をやってきて、同じ見解だったため、ものすごく参考になった本です。 西田先生は吸い玉だけでは十分な効果が得られない場合、鍼を使い相乗効果をあげています。 鍼灸師や医師にとっても安全な治療法であり、過敏性胃腸障害のために痛み止めが内服できない場合ににも、副作用もなく使用できるとも記されています。 自分は鍼師ではないので高周波等を使用していますが、根本的な考え方は同じようです。 そして、僕も全く同感なのですが、本書の中で雑感として、こんなに簡単な手技(西田先生は吸い玉療法を手技ととらえています)でしかも有効な治療法が、なぜ現在そんなに利用されていないのか?この有効性を知らないためなのか?と「不思議」という言葉で本書の最初と最後にも記しています。 今まで鍼だけで治してきたが、実際にやってみるまで臨床上こんなに効果があるとは思ってもみなかったとも書かれています。 終わりに、とても重要なことが書かれています。 それは吸い玉療法が鎮痛効果や他の疾患に対して効果があることは証明できたが、現代社会で認められるには吸い玉療法の効果機序を科学的に立証(エビデンス)されることが必用で、以下の二つのことが証明されることが望ましいということです。 1.吸い玉施術後、局所と全身の末梢血管が拡張していることを映像で証明すること。 2.吸い玉をすることで、どのように血液の変化が起こっているのか?血液レオロジーによる評価が必用。 問題はこれらの装置を購入する費用の問題とされています。 現在、赤外線サーモグラフィーはスマホに装着するタイプで3万円台からあります。 毛細血管画像観察装置はこのようなものがあります。 血液の画像観察には位相差顕微鏡があります。 上記の3つの機材は揃いました。 これだけでは不十分なので、超音波パルスドップラ血流計や血液性状分析試験を依頼できる機関も探さないとですかね。 西田先生のおはなし、聞いてみたいですね。 事実、スポーツ選手や格闘家の多くがこの吸い玉療法を取り入れ始めていますし、あの金メダリストの室伏選手が疲労回復に取り入れているというNHKのテレビ番組は非常に衝撃的でした。 出典:クローズアップ現代より この番組は残念ながら観ていないので詳しくはわかりませんが、単に血行促進だけを狙ってる行ってるとも思えず、スポーツ後の筋肉疲労や筋痛を抑えるために行っているのではないかと思えてなりません。 ご本人に会う機会があれば伺ってみたいところです。 もし吸い玉療法のエビデンスが証明できたらすごいことになりそうです。  ...

自宅でのセルフケア~きくち式健康入浴法~ 食生活の見直し以外で、自分でできる一番簡単で効果の高いセルフケアは充分な睡眠と入浴になります。 睡眠のはなしはまた別の機会に。   まず、簡単な健康チェックですがあなたの「体温」はいつもどのくらいですか? 毎日体温チェックする人はあまり多くないと思います。 「風邪をひいたかな?」というタイミングくらいでしょうか? なので、普段の正確な体温を知らない方が多いです。 当院で体温チェックをしてあげると、自分が思っていた以上に低いケースに驚かれます。   ここでひとつ、症状がなければ「健康」といえるでしょうか? 東洋医学的な考えでは「未病」という言葉をよく使います。 「未病」とは、いま症状は出ていないが、放置しておくとやがて病気になる一歩前の段階のことを言います。   自分はいつか飲食もやってみたいというのもあって、食品衛生管理者の資格も取得しました。 公衆衛生の中で、調理に携わる人は定期的な便検査が義務付けられています。 「健康保菌者」を排除する目的です。 症状がなくてもウィルスや菌に感染している人が調理を担当すれば、それが原因で食中毒などにつながるということを避けるために重要なことです。 HIVや肝炎などのキャリアも発症しなければ自分が宿主だということに気づきません。 このように、自分では健康だと思っていても、自覚症状のない病気や保菌者である人は多くいるかと思われます。   現在の医学では健康診断という方法で現在の健康状態をチェックすることができます。 しかし忙しい世の中、特に個人事業主の方やその家族の方などは、健康診断を受けていない方も多くいます。   当院ではカウンセリングの際に定期的な健康診断を受けているかの問いをしていますが、上記の職業の方ほど受診していない傾向が強いです。 そういう方には(区内の方であれば)、区民検診を紹介し、必要性を指導しています。 こういった検査は、全て細部にわたってチェックするものではありません。 ある側面から健康基準値内かどうかを診ているだけです。 しかし、どの程度身体が疲労しているのか、基礎代謝や基礎体力など、同じ年齢層の人と比べてどうなのかなどのチェックはしていません。   大抵の人ならば、1ヶ月に1回くらい美容院や床屋で髪の毛をカットしに出かけるでしょう。 髪の毛は放っておくと1ヶ月で1センチ程度伸びます。 人のからだも同じで、目には見えませんが、日々の疲労は確実に蓄積されていきます。 その回復に重要なのが、「睡眠と入浴」なのです。   はなしは少し戻りますが、「体温を測る」のは体温計があればすぐにチェックできます。 正確に測るのであれば水銀タイプがいいですが、小さいお子様がいる家庭では破損した際のリスクを考慮するとデジタル式が良いかかと。 忙しい人なら20秒で計れるタイプもあります。 人のからだは核の部分で約37度くらい、体表に近づくにつれて36.0~36.5度くらいが健常な体温とされています。 当院に訪れる方は平均が30代~50代。 からだの不調を悩みとして当院に訪れる人たちの多くは低体温気味の方が多く、ひどい場合は34度レベルだったりします。   こういった方たちに共通して言えるのが、シャワーのみで風呂には浸からないという状況です。 暖まらないから血行が悪く、寝つきも悪いという悪循環、負のサイクルを繰り返しています。 若い人ほどこの二つが蔑ろになっているようです。   当院のダイエットは一般の方だけでなく、治療家の方やドクターにも注目されるようになりましたが、コースの中で必ずチェックしている項目のひとつがこの「体温」です。 体温が1度下がると免疫力は30%程度低下し、基礎代謝は15~18%程度低下すると言われています。 からだの不調が続いてる人や、ダイエットが苦手な人などはまず体温をチェックしてみてください。   からだを温めるのに手っ取り早い生活習慣が「入浴」なわけですが、核家族化、一人暮らし、多忙など様々な理由から風呂に浸かる習慣は、単にからだの汚れを落すだけの手段となってしまったようです。 からだを温める⇒血行を促進するということは、単に体温をあげるということだけでなく、血液が新鮮な酸素を各細胞に運ぶことで、二酸化炭素と老廃物を運び去るという物質交換が盛んになるわけです。 疲労性の物質を除去したり、菌が進入すれば血中の免疫作用、白血球が活発に働き、ケガをすれば細胞の修復を促進します。 つまり僕らの治療で言えば「冷えている」といつまでも「治らない」という事になります。 何でもかんでも温めればいいということではありません。 出血傾向や、発熱時は「冷やす」ということが重要になります。 しかし、冷やし続けても治癒は臨めないという事です。 僕の院では高周波を含めたあらゆる温熱療法を利用して効率よく効果を挙げていますが、家庭では何十万、何百万もする機械を購入するわけいはいかないでしょう。 ですので最低限「入浴」しましょうと提案しているのです。 入浴には 温熱作用 水圧作用 浮力作用 の3つの作用がります。 温熱は毛細血管の拡張や自律神経の調整などの効果があります。このタイミングでスイダマをしたりストレッチをするのが、最もベターなセルフケアとなります。 水圧による血液循環の促進、大げさに言うと、水圧で全身を押圧(マッサージ)されているような感じでしょうか。この状態関節を動かすと効率のよい運動療法となります。 プールでよくやるリハビリは浮力作用を利用して、関節に負担をかけない方法になります。 お風呂に浸かることで、体重は約9分の1程度になり、普段体重を支えている筋肉や関節は、その役割から開放され、緊張からくる脳への刺激が減少します。 当院ではこの浮力を利用したお風呂での筋トレを指導しています。 更に効果的に入浴するのに、炭酸浴もご紹介しています。 当院の健康入浴法を実践した方は、その後の寝つきがすごくいいと好評です。   このようにお風呂に浸かる習慣を取り戻し、なおかつきくち式健康入浴法を取り入れることで負のサイクルを断ち切ることができます。 体温チェックと入浴について書いてみました。   次回は入浴時にできるストレッチ法をご紹介いたします。            ...