先日、「表面筋電図セミナー」に参加してきました。 日本リハビリテーション技術教育研究機関の下野先生による筋電図の講義と ドイツProxomed社のリュウさんによる ヨーロッパにおける体幹の評価とトレーニングの2部構成となっており、通訳に了徳寺大学 准教授 の越田 専太郎 先生が来られました。 セミナー申し込み後に気づいたのですが、偶然にも越田先生は日本セパタクロー協会理事であり、強化委員長でもあります。 紹介時には特にその辺は触れてませんでしたが、自分の横にリュウ先生がいて、隣にいたスタッフが英語でセパタクローの説明をしていたのが印象深かったですね。 セパタクロー初めて2年になりますが、まだお会いしたことがなかったのでこんな偶然もあるのかと楽しみにしていました。 一体どんな繋がりだったのか、いつか聞いてみたいと思います。   参加者は15名くらいで、女性が一人。 「筋電図計を使ったことのない人」という質問で挙手したのは自分くらいだったので、ほとんどの参加者は病院勤務者、あるいはPTの方だったのかと思います。 柔整でこの手のマニアックなセミナーに参加する人はやはりいないのだろう。 おかげで下野先生は、まったくの初心者ということで自分にスポットを当てて講義をすすめてくれたので非常にわかりやすかった。 面白かったのはリュウ先生の講義で、海外の医療事情に関して。 日本では、腰痛で病院に行くと、レントゲン撮って、骨に異常がなければ湿布出されておしまい、もしくはリハ室送られて効いてるのか効いてないのかみたいな電療とマッサージ、牽引みたいなところですが、 筋電図や超音波を用いて検査をするなんて、日本では考えられないですよね。 日本で超音波の検査というと、妊娠時のエコーとか動脈硬化をみたりとか、柔道整復師は一生懸命骨折とか診ようと努力してますね。 ちゃんと医療機関と連携できていれば、レントゲンもCTもMRIも正確に撮ってもらえます。 わざわざ見にくい超音波で画像観察する必要がどこにあるのか、自分は医療機関で診てもらえない筋の硬さを観るのは適しているとは思いますが。 実際あんな画像見せて、一般の患者さんは何がなんだかわからないというのがオチです。 質問はしませんでしたが、恐らく筋の硬さや皮下組織の厚さとかを診てるんじゃないかな。 うちでも1度デモしてもらったことあるのでご紹介。ビューズアイ これを使って、どの物理療法が一番筋の硬さを変化させるかを検証してみたんです。 吸い玉、ラジオ波、超音波、ハイボルト等・・・・ 結果は意外でしたよ。 まあ、たった1回のデモだし、被験者数人なのでもっとデータとらないといかんのですが。 こういう実験して患者さんに説明すると、説得力は上がりますね。 はなしもどりますが、腰痛患者に対しての取り組みがまたすごい。 基本レントゲンなどの画像診断で異常がないと、トレーニングのプログラムを渡されるそうです。 それに沿ってプログラムをこなして、改善が見られないようなら手術の適応という流れになるそう。 そのプログラムがびっくり! 痛みのコントロールに30分から60分、物理療法と手技療法 メディカルトレーニングに60分 リラックスタイムに30分から60分、 ここでなんとランチ(昼食)も込みです。 これ質問したら受けてました。 最後にグループセラピーとセミナーが30分だそうです。 これらをこなして、ドクターに確認をとり、保険会社がこの費用を全額支払ってくれるのだそう。 自費治療をやってる自分としてはプログラムの内容や金額(費用)に興味が深々。 なので質問してみると、ユーロではありますが、日本円にすると大体1万5千円から2万円くらいの費用になるようです。 ランチ込みでほぼ1日ですよ。 自分も人間ドック的なコース考えてはいましたけど、海外ではすでに医療機関で実践してるんですね。 驚きでした。   セミナー終了時、越田先生にもご挨拶出来たし、この日はちょうどセパタクローのジュニアオリンピック大会決勝戦だったので、急いで会場に向かったようでした。 自分にとっては有意義なセミナーとなりました。 ゆくゆくは個人院でも筋電図やモーションキャプチャーなどを用いて評価をする時代が来るのかなとか、 目指すところはまだまだという感じです。            ...

今週末放送の「ザ!鉄腕!ダッシュ!!」ですが、放映は番組表で確認済みなので間違いありませんが、自分は出演しておりませんので。 普段絶対に教えない火缶法の中の「布架法」というテクニックを番組制作スタッフ2名に指導いたしました。 こちらに挙げた動画は2年前のリオ五輪の時取材を受けて放送されたものですが、この中で映画「ゴッドファーザーⅡ「」の映像が一部流れます。 それがこの布架法です。 ちなみに、セレブ情報や映画の中で使われていたという情報もうちが提供しております。 骨法の吸い玉療法のはなしとか、自分以外知ってる人いないはずなのに何故か吸い玉が話題になるとこのまとめサイトから勝手にコピーされます。 酷いですね。 一言ことわりとか、ソース元を朗かにして欲しいものです。 はなしもどりますが、簡単にできてしまうので子供が絶対に真似しないよう番組制作スタッフに注意を促すよう指導させていただきました。 3月に講習会あります。 興味のある方は是非。   定員わずかです。...

数年前に発売されたハイボルテージ治療器のモバイルタイプ「フィジオアクティブ」 伊藤超短波のES-520が発売されて以来、このハイボルテージだけ欲しいという方が多かったのではと思います。   なので、金額的にも総合電気刺激装置の1/5くらいで購入できるのはありがたかったですね。   自分は空手大会やセパタクローなどの医療サポートで入る場合に持ち運びやすいので購入しました。 これが発売された時、「超音波コンビネーションもできるようになるんでしょ?」ってなことを言ってましたが、実現しました。(笑) フィジオソノ 問題はバッテリーなんですよね。   熱を発振する超音波やラジオ波などは、どうしてもバッテリーだけでは長時間の施術は厳しいのでどうかなとは思っていましたが。   今回のスペックを見ると、電源の取れない場所でも30分~60分の駆動可能だそうです。   大きさでいうと、ノートパソコンくらいなのかな?   まだ現物見てないので何とも言えないけど、1Mhzと3Mhzも使えるし、別売で平型の固定用プローブも付けられるので急性期に固定しながら超音波とハイボルテージのコンビネーションできるのはいいかもですね。 あと、自分は手動で1Mhzと3Mhzの切り替えをしながら治療をするのですが、この機械はオルタネートモードといって、高速で1Mhzと3Mhzを自動で切り替えて発振するモードが搭載されているのがポイントですかね。 これは自分としては非常にうれしい機能です。   今月中に発売予定らしいので、デモ機が来たらまたご報告いたします。        ...

去年末に伊藤超短波のES-530を導入し、一昨年フィジオアクティブ購入、その更に1年まえにはフィジオラジオスティムと3年連続立て続けに機械を導入。 これで立体動態波、ラジオ波、ハイボルテージ、超音波、マイクロ波、超短波とほぼ欲しい電流刺激は揃いました。 しかし、メーカーとはさすが。 もう、新しいエネルギーはそう出てこないだろと思ってましたが。 そう来るか!が今年は結構多い。 しかもすべて同じタイミング。   今日はその一つをご紹介。 株式会社ビー・エイチから届いたカタログから ラジオ波 WINBACK フランスにて研究・開発とあります。 マルチポーラ、RET,CETモードなどはラジオスティムでも備わっています。 この機械の良い悪いは関係なく 注目すべきはブレスレット・エレクトロードなるフリーハンド施術につきる。 ラジオスティムでは「ヒートハンドテクニック」というアプローチがありますが、導子を片手に抑える都合上、両手では出来ないというもどかしさがありました。   ところがこのマシン、腕輪のようなブレスレットを手首に巻くことで、ヒートハンドテクニックが両手で行えるというもの。   これはフェイシャルの時、すごくいいね。   気になるのは、施術者の腕はやけどをしないのか?とか   何分くらい施術可能か?など。   ちなみにお値段は270万となっております。   フィジオラジオスティムは電流を流す導子やフェイシャル専用の導子、更に連続発振可能なパッド等、付属品も含めると勝っているが、このブレスレット・エレクトロードは今後課題として開発していただきたい。   今あるラジオスティムにオプションとして開発してもらえると超嬉しい。   酒井医療さん、是非ともお願いします。...

寒い日が続きます。 抽選プレゼント当選品「ジョージア缶コーヒー冷温庫」 青なので、院内の色とマッチングするので買いました、非売品ですが。 ちゃんとあったかいのと冷たいの選べます。 1本しか入りませんので、マイコーヒー専用です。   メルカリで2000円でした。   当院では、超音波やラジオ波、スライドカッピングの際に滑剤を使用します。   超音波では超音波ゲル、ラジオ波ではラジオ波用クリーム、スライドカッピングはオイルという具合   最近ではラジオ波後にスライドカッピングを行うため、あえてオイルは使用していませんが。   この時、ゲルやクリーム、オイルが冷たいのってとても不快ですね。   それらを温めるのがウォーマーです。   参考までに医療メーカーで専用で出しているものはイトー超短波ゲルウォーマー Amazonで4万とかになってますが、納入価格は2万円くらい。 他にアズワンというところで出しているゲルウォーマーも2万円くらい ちなみにうちで使っているのはドリンクウォーマーで、ヨドバシとかで1万円以下でカエルと思います。 ホットとコールドの切り替えが可能。 専用のカップにお湯を入れておくとすぐに温まります。 ラジオ波のクリームやオイルはこちら セブンエステで5千円弱で買えます。 ただ、温度が高すぎて、ずっとスイッチ入れっぱなしにするとラジオ波のクリームがオイルになってしまいます。   自費治療をする上で、こういう気遣いはとても大切です。   当院では常に治療関係のメーカー以外でもアンテナを張り、使えそうなものをチェックしています。   自費治療は「智慧」と「工夫」が大事なんです。        ...

今年2回目の きくち式カッピング 初級講座です。 毎回終了後に必ず問い合わせが多くて困っております。 次回は3月18日です。 2月25日の鉄腕ダッシュ放送後は恐らくですが、受講希望者が増えると思います。 不定期開催ですので、受講希望者は早めのお申込みをおすすめいたします。 定員6名です。 定員になり次第締め切らせていただきます。 http://suidama.net/newinfo/9...

先日の大雪以来、「腰が痛い」人が増えています。 雪かきで腰を傷めた人も多いでしょう。   そんな中、昨日も一人ギックリ腰で来院。 ギックリ腰特有の姿勢です。 前屈、後屈もほぼできない状態です。 3年前にもギックリ腰で当院に来院し、症状が治まったあと通院しなくなった方の一人です。 治療院である限り、この傾向は永遠に続くことが15年やってよくわかりました。 何事も、続ける、メンテナンスが大事ですね。 今回は特に仕事上でも大きな変化もなく、プライべ―トでも特に無理はなく、雪かきもしていないそうです。   ギックリ腰は重たいものを持ち上げたからとか、急激な負荷が原因とか言いますが、僕の臨床経験上ほぼ普段の筋疲労が全てで、それに急激な温度変化(低気圧や体温低下)などが加わることで、くしゃみや咳払い程度の急激な筋収縮が引き金になってぎっくり腰になるケースが多いです。 なので、普段から筋疲労を溜め込まないことが重要です。 そのために自分でできる最低限のケアは何でしょう? 簡単です。 お風呂に浸かることです。 僕のところに来院する方の7~8割強が入浴していません。 シャワーで「汚れを落とす」のが目的になっており、「疲れを落とす」ことはできていないようです。 それゆえ睡眠も浅くなる傾向が強く、負のサイクルにハマっている状態です。 ギックリ腰は炎症が起きている→冷やす(アイシング)→安静というのがほとんどか思いますが、それでは治癒はしません。 まず、炎症という一言で片づけてしまう前に、アイシングの必要性を考えるべきかと思います。   あまりの痛さに、急性期はうつ伏せになるなどのポジションすらとれないことが多く、それをアイシングにより一時的に無痛にさせて施術を行うのはありかと思いますが、そもそも患部に熱や腫れ、皮下出血などがないのであれば、冷やす必要性や根拠がありません。 その証拠に、ギックリ腰だと言ってきた患者さんに入浴して痛みが軽減するかどうか試してもらうと、大多数の方が「少し楽になった」と言います。 疲労した筋肉が血行不良を起こすことで酸欠状態になり、温度低下を起こし痛みが出ているのであれば、深部に届くような温熱療法を加えていかなければリカバリできません。 上の画像は今回施術前にサーモグラフィーカメラで体表面温度をとらえたものです。 ちなみにこの時点での患部(痛いと思われる自覚痛点)は右の〇の部分です。 温度は2度も下がっています。 これを冷やす必要性ってありますかね。 ほとんどの治療院や病院でも温度までチェックするところはありません。 これだけ時代はEBM(エビデンスベースドメディシン)と言われてても、検査器具や適した物理療法機器を揃えた治療院は見たことも聞いたこともありません。 今回は立体動態波もラジオ波もカッピングも超音波&ハイボルテージもフル活用。 施術後のサーモグラフィーでは患部の体表面温度は4度上昇しています。 ご本人、3年前とは院も設備も変り、施術内容にも驚いていました。 施術中はずっと心地よかったそうです。 痛みが出たのがこの日の朝ということで、痛みのピークはまだこれから。 施術後、動き始めは痛みが残るものの、立った姿勢はかなり安定し、痛みの感じもだいぶ狭くなったそうです。 テーピングとサラシ固定で、姿勢も更に安定し立った状態でスーツを着替えられるくらいになりました。 次回は3日後に治療予定です。...