Posted at 18:21h
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スタッフブログ
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バレーボールをやっているママさんが、練習中にぶつかり左胸を傷めたそうです。
整形外科に行くべきか迷ったそうですが、うちに来て相談してからという行動をとられました。
そう、当院は何かに打ち込むため(バレーボール、ギター、ダンス、仕事、試験、ダイエット、マラソン大会など)に障害となる身体の原因や悩みを解決するためのパーソナルボディケアを得意としております。
痛みを取るだけの治療院はもうとっくに辞めています。
何故なら、痛みを30秒から数分で変化させるだけの機械が全て揃っているので、痛みをとるとそこで終了となり、「また痛くなったら来ます!」の繰り返しになるからです。
健康増進が目的なのに、とっかかりが痛みをとるための「治療」を商品にすると、痛みが取れる=目的達成となり、こちらの意図する健康増進やメンテナンスまでに辿り着かず、その後は相変わらずクイックマッサージなどでその場をやり過ごす、というのが実情です。
幸いうちは開業当初からホームページを自作し、試行錯誤によりnetのみでの自費の集客ができるようになったので、何とか空中店舗でも、保険診療なしでも機械の設備投資と院の拡張を続けてこれました。
15年前は治療院でホームページを持ってるところは皆無でしたが、今では誰もがスマホで検索する時代となり、ホームページがないこと自体がすでにリスクとなる状況でもあります。
最近、協会での活動を始めてから多くの先生方が当院を訪ねて来るようになり、郊外から来られる先生方はこの阿佐谷の駅前だけで、ものすごい治療院の数(乱立)に驚かれます。
杉並区でも阿佐谷はかなり激戦区に入ります。
こういう中でやっていくには、他と同じスタイルでは安売り合戦を展開するか、グレーな部分で生き残る以外は厳しいでしょう。
グレーな部分とは亜急性にかこつけた保険請求やなんら根拠のない美容整体(骨盤ダイエット、小顔矯正、意味のない痛いだけのリンパマッサージなど)や医師以外はやってはならない治療(内臓治療、アトピー治療、瀉血、不妊治療)など、どうみても人の弱みに付け込んだとしか思えないようなもの。
場合によっては人の人生を狂わせてしまうような恐れがあるということを理解されたほうがいいと思います。
自由診療だから何をやっても構わないということではないですよね。
こんなことをやってるうちはドクターからも一般人からも社会的信用度は上がらないと思います。
うちはどちらもやらずに、保険診療を早々にやめてグレーな部分は切り捨てました。
また安売り合戦にならないように、独自のメソッドで確実なファンを少しづつ増やしてきました。
自由診療をやるということは、保険診療より顧客満足度の高い施術結果を出すことにあります。
そのベースが「根拠」と「結果」です。
どちらかというのはよくありますが、根拠と結果が結びついたものはそう多くありません。
できるだけ感覚に頼らず、数値で見せられるような努力を続けてきました。
治療家は自己の手技の研鑽や治療機器には投資しますが、検査器具にはあまりお金をかけません。
検査ではお金が取れないと感じているのと、検査器具も高額なものが多いからです。
でも、一番大切なのはこの評価をするためのツールと知識なのです。
端的にいうと、「冷えてるから温める」「熱があるから冷やす」ということです。
熱は体温計で測ることもできますが、部分的な炎症による発熱は体温計では測れません。
同じように部分的に冷えているというのを測定するのも体温計では測定不可能です。
うちでは赤外線温度計を使用しましたが、スポットでしか捉えられず、ちょっと動かしただけで数値がバラつくので扱いづらいです。
明らかに腫れがあって、触っても熱いと感じるものであればわざわざそれを使うこともないでしょうが、見た目でも判断つかないような場合(急性の痛み=炎症(熱)→冷やす)に本当に冷やす必要があるのか、ということです。
もう赤外線サーモグラフィもスマホに繋げて見れる時代になりました。
しかも3万円台です。
僕も購入するつもりです。
このツールを使うとすごい事実が判明するかもしれないですね。
もうそういう時代です。
今、ホームページは去年からプロの方にお願いして、どんどんリニューアルを続けています。
その結果、当院に一番多いアクセスが「吸い玉」と「ダイエット」という結果になりました。
ここでわかったことがいくつかあります。
「治療」や「交通事故」に力を入れて集客しようとしてもそもそもパイが小さい(少ない)ということと、競合が多いこと。
ホームページもプロの業者を使えば、SEO的に上位検索に上げることは可能です。
お金をかけて上位検索に出ても、そもそも交通事故に遭う人がいなければ検索もされないわけですし、「交通事故治療」「整骨院」で検索をする人は同業位なものです。
また、「治療」と一口に言っても、何をどんな風にやるのかイメージがわかない、また鍼やマッサージ院と違って整骨院は具体的に何をやってくれるのかイメージできないというのが最大の壁となっています。
骨折・脱臼・捻挫などケガをすれば普通は病院に行ってしまいます。
整骨院は保険の効くマッサージ屋、病院の先生より優しいとか、その程度の認識しかなく、むしろ整体院のほうが「保険が使えない」という認識があるのでよっぽど有利かもしれません。
保険診療しかやってこなかった人が、営業マンのすすめで機械を導入したとしても、或いは最近よくある「たった○○だけで××が治ってしまう」的なセミナーに行ったとしても、まずうまくいきません。
うまくいくはずがないんです。
はなしちょっと戻りますが、うちはもともと「ギックリ腰」を得意としてやってきましたが、今ではあちこちから「吸い玉」と「ダイエット」でアクセスしてきます。
これはどちらも本質的な「身体の悩み」に直結し、尚且つイメージができているからです。
ダイエットは女性の永遠のテーマであり、終わりがない。
食べなきゃ死んでしまいますからね。
だからこそ、より効果的で、無理のない、安全なダイエット法を臨むわけです。
当院の場合は医療連携によるCTの画像撮影が相当効いているようです。
これは真似たくても簡単にはできません。
世の中で医療連携して、ドクターと信頼関係を築けている院はどれほどでしょう?
まして、血液検査の結果や診察も受けて良好と判断されるようなダイエット結果を出すのは容易ではありません。
それと「吸い玉」は吸い玉をしたくて来るわけではありません。
常連の方は吸い玉をしたくて来院されることもあります。
しかし、8割以上の方が「肩こり」の代替療法として、遠方よりホームページを見てやってくるのです。
日本人の女性の体の悩みのトップは「肩こり」です。
2位が腰痛です。
男性の場合はこの順位が逆転します。
吸い玉も画像を出すことで、簡単に他の施術との違いを視覚的にイメージさせることができます。
沢山吸われてる、(引っ張られてる)という想像がつくのと、施術後の反応として赤い跡が出ることでビフォー、アフターがはっきりとするので感覚だけでない、「証拠」を視覚で訴えることのできる陰圧の施術法なのです。
ですので、吸い玉をやってるということをページで紹介するだけで勝手に全国からやってきます。
当院では圧倒的に女性の来院率が高いです。
強い刺激で「揉まれる」ことよりも、適度な刺激で「引かれ」ることのほうが、今までにない感覚であるが、普段日常的に行っている背伸びやストレッチに似た感覚もあり「肩こり」が楽になったという差別化になっているのです。
スポーツ選手やハリウッドセレブにも人気が出てきたのも影響してか、もう気づいてる人たちはどんどん吸い玉を自費メニューに取り入れ始めています。
理由は他の機械を導入するよりコストが安く、自費がとれるからです。
うちの近所(並びで10メートル圏内です)の整骨院は1回500円です。(笑)
僕のところはその10倍の5000円です。
でも全国から来ます。
その差はなんでしょう?
答えはホームページです。
自分の悩み(酷い肩こり)があり、他人に相談、もしくはnetで検索し「吸い玉」を知る。
聞いた治療院は自分の住んでる場所からも遠い、会社からも遠い、吸い玉はやりたいが鍼とセットでないと受けられない(これはよく聞くはなしです)、エステだと高すぎたり、何かを売りつけられそうという理由から、netで吸い玉のできる治療院を検索します。
その時に役立つのがポータルサイトなんです。
その中からより良いと思う治療院のホームページを探します。
良いと思うと遠くても来院されます。
そのためにはいくつかの法則があります。
また吸い玉をただ付けるだけのカッピングではもう差別化になりません。
ラジオ波を購入してもただ普通に使うだけでは値段の安いほうに流れていくのは自然の摂理といえます。
重要なのは一つの施術を最大限活かすために何をするか?が他とは違うオリジナリティーを出すことになります。
それもしっかりとしたエビデンスや臨床例、他との比較が真の差別化となります。
吸い玉を取り入れたから差別化になると思ったら大間違いです。
簡単にできるものほど、誰にでもコピーされるというものです。
簡単なようでいて実はそう簡単ではないのが僕のメソッドです。
ご同業の方にも相当興味を持たれてる当院のブログ。
何かのヒントになったり、僕の仲間になってくれる方が増えたらという気持ちで書いています。
色々と苦労した甲斐もあり、何人かの柔道整復師の方が少しずつ集まってきました。
やはり同じスタンスの方とタッグを組むと心強いですね。
僕もまだまだ勉強したいことが山ほどありますが、そろそろ一緒に歩めるパートナーが欲しくなってきました。 僕が伝えられる情報やノウハウなどは日本吸い玉協会を通して伝えていきます。
先生方と同じ課題を持って臨床にあたり、データ収集を行い結果をもとに協会会員の情報として公開・共有ということを重ねていければと思います。
良かったらお気軽にメッセージください。
おっと、最初の話しの続きですが、深呼吸時の痛みや介達痛ありで、不全骨折有りと判断し施術をしました。
出典taste of Torah.
大概の場合、レントゲンでも確認できなかったり、折れていてもバストバンドと痛み止め程度のものです。
今日はラジオ波と超音波コンビネーションを使いました。
左の第4肋骨あたりの圧痛が強いので、さてどうしますか?
患者さんに仰向けになってもらい、手ブラ状態で施術をしました。
この方法、実に理にかなってました。
女性の乳房が邪魔になり幹部に直接導子を当てるのが困難なのですが手ブラにより導子が当てやすくなったのとしっかり隠せたのがより好都合でした。
ラジオ波を当てながらゆっくりと深呼吸させ、肋間筋を動かせます。
しばらくすると、「あ、痛くなくなってきた」という返事。
そのあと超音波コンビネーションにより更に痛みを取り除いていきます。
この際、超音波は3MHzを使用します。
超音波コンビネーションが終わると、更に痛みが減少し「あ~、やっぱり来てよかった」と喜ばれました。
実はこの患者さん、フィジオナノ(微弱電流)も持ってるにも関わらず使ってない状態。
早速今日から使ってもらうことに。
そして今度ケガしたら遠慮なく電話してもらうよう伝えました。
すぐに処置すれば痛みも軽減できるのに遠慮は必用ありません、僕のクライアントさんなら。
今日の施術スタイルですが、誰にでも真似できるものではありません。
信頼関係や施術者のキャラクター、院の雰囲気やスタイルなども含めてできるものです。
安易に真似をすると大変なことになりますのでお気を付けください。
ちなみにこの方の今日の施術プログラムは120分で15000円(税別)でした。
今回吸い玉は全くやっておりません。
超短波とドームサウナとラジオ波と全身のほぐしに加え肋骨骨折の治療を施しました。
ほぼ毎回カスタマイズで、その時により多少料金は上下します。
これでも大分サービスしたほうです。
ホームページがなければ、こういった方はほぼ来院されません。
いづれにせよこの乱立も淘汰されると思います。
淘汰される側になるか、積極的に取り組むか。
ホームページ、大切ですよ。...