12月は年内で最も交通事故が多い月です。 また、大掃除によるギックリ腰も多発します。 なる前のメンテナンス、過去に憶えのある方は早めのご来院をお待ちしております。   年内は30日まで 年明けは4日の午後スタートです ギックリ腰は緊急対応も場合によっては致しますが31日以降は新料金となりますのでご了承願います。 その他治療、メンテナンス、コースも院内のリニューアルに伴い大幅に変更になります。 ホームページもリニューアル予定です。 現在、定期通院(最低月に1回以上)されている方は対象外ですが、新規および再診の方は色々と変更が出てきます。 詳しくはホームページ内、およびブログにて随時お知らせいたします。 ...

今朝一番は、鈴木清監督が当院へ来てくれました。 ポーズは逆ですが、マッハバロンの「キッサー!」 マッハバロンは只今Huruで全話観れます。 監督は円谷作品の「ウルトラQ」時代から撮影助手、キャメラマンとして活躍し、その後日本現代企画、宣弘社作品の「アイアンキング」「レッドバロン」からは監督として、「少年探偵団」ではプロデューサーとして活躍された方です。 最近では劇場版平成ウルトラシリーズ10作品をプロデュースし、横浜アンパンマンミュージアムの館長さんでもあります。 ちょうどここに「ミラーマン」で鏡京太郎役、「レッドバロン」では紅健の兄役を演じられた石田信之さんのブログを貼っておきます。 アンパンマンミュージアムに訪れた時の記事のようです。 僕と鈴木監督の出会いは、今から数年前、特撮情報局さんのご紹介で「バロンオフ会」という集まりに呼んでいただいたのがきっかけでした。 その時のレポートはこちら   この時に集まったゲストの方々は鈴木清監督、石田信之さん、下塚誠さん、加藤寿さん、車邦英さん、すぎうらよしひろさん、石田斎さんという豪華メンバー。 こちらは同じく石田信之さんのブログによるオフ会の記事です。 そして、こちらは参加者(自分を含むハンドルネーム:鉄)によるオフ会レポート その後、更に特撮情報局さんのお誘いで「少年探偵団40周年記念オフ会」に呼んでいただき、鈴木監督や加藤寿さん、車さんに再開することができました。 偶然ですが、この時急遽参加された安藤実さんは、故人となりましたが、ウルトラマンティガのムナカタリーダー役の大滝明利さんが僕の治療院に紹介してくださり、何度もお会いしていたので鈴木監督が一緒に連れて来られたときはビックリで、安藤さんも驚いていました。 それと、「シン・ゴジラ」の樋口真嗣監督も少しの時間でしたが参加されていました。 これも偶然、樋口監督の「MM9」にちょっとだけ自衛隊員役で出たことあったので、その時のお話もさせてもらいました。 この時は知らなかった俳優さんでしたが、今ではすっかり二人とも有名ですね。 これらがきっかけで、車さんや山添さんも来院してくださり、山添さんのお店は近いのでよく遊びに行くようになりました。 そして去年の11月19日は自分の48歳の誕生日でしたが、宣弘社テレビコンサートにこれまた特撮情報局さんの紹介でなんと、自作のシルバー仮面で当時演じておられた加藤寿さんとステージに上がることに。 たまたま加藤さんの誕生日が10月なので、サプライズでビックリさせようと自作したマスクとスーツでしたが、加藤さんご本人の前だけでなく、600人の観客の前でお披露目になるとは思ってもみませんでした。 登場する際、ステージの袖 でずっと加藤さんが見守ってくださったのがとても印象深く嬉しかったのを覚えています。 この日、初めて高倉英二先生にもお会いでき、とても嬉しい言葉を聞けたのも思い出です。 終了後、打ち上げの席で鈴木監督とも再会し、加藤さんから個人的にお誘いいただき、鈴木監督の行きつけのお店で改めて乾杯をしたときは本当に感激でした。 その時に、自分が即興で作ったBDバッジを大事にしていてくれてるのを知ってなお感動。 もうこの時点で今年放送開始45周年の「アイアンキング」の制作をしていたわけですが、今年の夏に加藤さんにまたお会いすることができ、何とか年内中に完成を急いでおりましたところ、やっとこさ、マスク原型が完成しました。 スーツも大方出来上がっていて、あとは型取り成形次第というところ。 ちょうど、去年の同じころに始めたスポーツのセパタクローもチームの方から学生大会の救護依頼や所属の選手のケアなども頼られるようになったのと、治療院の内装リニューアルも重なり、かなりハードでしたが、ようやくゴールも見えてきました。 クリスマス前にバロンオフ会でお世話になってる方々に何かプレゼントできないかと、試行錯誤してる時に鈴木監督からメッセージが。 本当に驚きました。 フェイスブックのコメントで、カッピングに興味を持たれてるような気はしてましたが。 本日来院され、色々とお話を伺いながら監督に併せた感じで施術をすすめていきました。 施術の内容や詳細は書きませんが、初めて受けた施術には喜んでもらえたようです。 カッピングの画像だけアップさせていただきます。 受けた方は皆さん同じコメントをおっしゃいますが、「受けてみないとわからないね」と。 カッピングは画像でのインパクトがあり、なんとなく想像ができるものがありますが、その他高周波や高電圧治療などは何をやってるのかわからん画像しか撮れないので。 施術後も少し監督とおしゃべりして、帰って行かれました。 もっと聞きたいとあったけど、次回の楽しみということで。 そうそう、「ウルトラマン」第3話、ネロンガの回に一瞬、若かりし鈴木監督が出ていますよ。 自分が子供の頃観て育った番組の制作サイドの方や出演者の方々とこうしてお会いしたり、施術をさせていただけるのもこの仕事を選んだからであり、ある人との出会いからの繋がりだったりする。 セパタクローにしろ、積極的にこちらから動いたから出会いがあった。 自営となると、中に籠りがちになってしまう傾向が強いですが、自分は逆に自営の強みを自費と予約制にしてうまく最大限に活用させてもらっています。 今後も院の中に籠らないようにずっとアクティブに動いていきたい。ってそんなことできるのか? 来年の目標もすべて決まり、あとはそれに向かって準備を進めていくのみです。 さて、今年残りのイベントに向けてがんばろう。...

10月に入り、阿佐ヶ谷の商店街にはハロウィンかぼちゃの飾り付けが。 道を歩いているとあちこちに金木犀の花が落ちていて、もし将来引っ越しして庭を持てたらこの金木犀の垣根を作りたいと思っている。 仕事場に行く途中にこの香りがとても良い気分にしてくれるのだが、相変わらず歩きたばこをする輩は多い。 一発でこの気分が台無し。 さておき、今現在当院は移転より3年目を迎え去年の看板、リーフレット、ショップカードの制作に続き、院内の大改装を始めました。 治療もしながら、自分一人で施工をしているので時間はかかりそうです。 が、着々と進んでおります。 今までは白と緑が基調でしたが、今度は青です。 なんとなく、去年のリーフレットに雰囲気は盛り込んでおきました。 イメージは「青の洞窟」「深海」です。 待合室は明るめの青と白が基調、施術室はインディゴブルーという落ち着いた濃紺になります。 今回は天井も床も窓もすべて施工対象で、院内設備や機械もカスタムしています。 ちなみにカッピングパルサーとマイクロ波はカスタム済みです。 全体の施工後の雰囲気に合わせて、側をフラットブラックでリペイントしています。 ライトもオレンジからブルーのフィルターに ごみの付着の問題、硬さ、色の点からチューブも透明のエクセロンに変更済。 クールになりました。 遊びでヘッドスパ用のドライヤー(グリップを白く)もハカイダーショット風にリペイントしてみました。 待合室もホワイトで仕切りパネルをリペイント。 受付のカウンター下のファイルケース3つを整理して1つに、その空いたスペースに冷蔵庫を。 ファイルケースの隙間にDVDプレーヤーを置いてBGVを久しぶりに流すことができるようになりました。 映像は南の島、オーロラなどを流しています。 受付フロントのパネルもブルーにリペイント済。 時計もからくり時計からシンプルなガラスの時計に変更済。 柔道整復師免許も木製の額縁からアクリルに変更済。 施術室も少しづつ準備が整い、 カウンセリングスペースをセッティング。 MDコンポも新しく購入。 そして昨日はトイレの床を施工。 今日はブルーの塗料が届いたので、天井と壁の塗装を始めました。 観葉植物も新顔が仲間入り。 こんな植物も置いてみたいなと思ってます。 施工が全て終わるまで、年が明けてしまうかもしれませんが、どうかお付き合いくださいませ。 完成後に、青のワインで乾杯しましょう。  ...

久しぶりのブログ更新です。   まめに更新したいのは山々ですが、色々とありまして・・・   今日は朝からずっと予約が入りっぱなしでして、今ちょうど仕事を終えたところです。   今日来院された方の一人、ギックリ腰からの腰痛、シビレで回目の治療。   ギックリ腰と腰痛はもう問題なし。   ご職業を伺ったら漫画家さんでした。   といっても最近はサボってるそうで。 漫画家さんと言えば荻丸雅子さんも来てくれてたっけ。 うちって何気にすごい人来てたりして、まったくこっちが気づいてなかったこと結構あったな。   最近では元C-C-Bの米川英之さん。 あとで知ってえらい驚いた!   当然、ズバリ「毎度おさわがせします!」世代なので今では楽しく会話をさせてもらってますが。   その前では地獄少女や夏目友人帳のシリーズ構成を担当された金巻兼一さん。 もうほんと長いお付き合いをさせていただき、うちの院には無くてはならない存在!   現在映画美学校の脚本コースの講師を担当されています。 興味のある方は是非!   他にはFMラジオのDJ、Mappyこと松本ともこさん。 自分、ラジオ聴かないので全然しらなかったんですよね、失礼しました。 ほんと、きれいだった~。 まあ、他にも色々とあったかもしれませんが、特に印象に残ってる方のおはなしでした。   え~、夏の出来事も書きたいのですが、それも長くなるのでまた次の機会に。   実は昨日、生まれて初めて葛飾柴又へ行ってまいりまして。   そのお話を書いてみたいと思います。   午前中、いつものデイサービスへ行き、機能訓練を終わらせたあと久しぶりのママさんのメンテナンスをしたあとに一旦帰宅してゴソゴソ仕度を。   電車を乗り継ぐこと約1時間ちょい。   踏み切り渡って柴又駅前到着! あの寅さんが立っています。 もういきなり昭和って感じが広がる。 駅の地図に目的のお店がちゃんと出てる! 途中目移りするようなお店がいっぱい。 ここは子供たちも喜びそうなお店で、駄菓子や昭和のゲーム機がいっぱい。 2階は有料のおもちゃ博物館になってましたが、今回は見れませんでした。   次回にチャレンジ!   そして目的の場所を確認。 店内に入ると、女性のお客さんが一人。   昭和レトロ好きそうな方でした。   入るなりいきなりお店を物色かつ許可をいただき写真撮影。 うちの末娘、喜びそう。   今回は時間的に余裕がなかったので、一人で来ちゃいました。   このお店、実はあることでネットで見つけてずっと来たかった場所。   そのキッカケはコレです。 ジャ~ン!チビッコドリンク!!   いわゆる子供の駄菓子屋ジュースです。   といっても自分は当時見たこともなく、最近知って飲んでみたい!欲しい!と思い、ずっと探してたら、この柴又にあるレトロ喫茶セピアさんのこのアメブロ画像に辿り着いたというわけです。 しかもクリアグリーンのダークロンソフビフィギュアが!   色々と見てると、何やらインスパイア製のソフビフィギュアがズラリ! 早速オーナーであるママさん(とても感じが良く、きれいな方!)に伺うと、インスパイアの社長さんが、このお店の常連さんだったそうで、そのご縁でこのフィギュアを販売しているそうです。   しかも激安!   この光るダークロン、定価5千円以上するのが新品で2500円! 恐らくイベント限定商品か何かだと思うのですが、他にも畜光タイプのアイアンやらスペクトルマンの三つ首龍なども定価以下のお値段! もう在庫限りだそうで、怪獣系はそれぞれ1種類ずつしか残っていません。   他に、革製のカードケースも2000円でした。   いやいや、初来店なのとお昼を取ってなかったので、おススメのナポリタンとクリームソーダのセットを注文。 クリームソーダはちゃんとチェリーが乗る昭和タイプにはマストのパーフェクトタイプ。 しかも7色の色(味)から選べる。   女子にはたまらないな。   自分は王道のメロンで。   葛飾には柴又ラムネなるものがあり、それを使ったクリームソーダも提供している。   残念ながらチビッコドリンクのクリームソーダは取り扱ってなかった。   ただ近くに唯一のチビッコドリンクを製造してる工場があるので、ケース注文なら可能かもということでした。   なんせ瓶が貴重で、その場で飲んで回収するらしく、なかなかこの可愛らしいサイズの瓶をお持ち帰りするのは厳しいようだ。   途中、地元の常連さんらしきオールドマンが数名、何も言わず、ただ黙ってコーヒーを飲んで10数分で去って行く。   ここは完全禁煙なので煙が苦手な自分にはありがたいし、子ども連れて来ても安心。   なんと、2階も合わせて部屋がいくつもあり、それぞれがテーマごと、昭和の子供部屋だったり、和室だったりする。   近く、1部屋はキャンディキャンディの部屋になるらしい。   で、ナポリタンの味は本当においしく、まさしく昭和の味。   画像はピンボケだけどタコさんウィンナーがポイント!   ちょうど食事が終わるタイミングを見計らって王道のクリームソーダが出てくる。   もうニンマリ。   実はここに知り合いが何人も来ていて、その一人がフェイスブックに挙げていたのを見てすかさずコメントを入れたら、ママさんからウェルカムのお返事が。   それで、朝一で遊びに行きますと連絡をして来た次第。   そう、あるヒーローに変身してチビッコドリンクをストローで飲むという画を撮ってみたかったのである。(笑)   食事も済んで、人がいないうちと空いてる部屋をかりて着替え、いや、変身!   実は着替え、ママさんにも手伝ってもらったり。   初めて遊びに行ってなんて厚かましいことをみたいな。   で、ヒーロー登場! 新調したマスクとスーツで、セピアっぽく。 フルカラーだとこんな感じ。 お店の外でもハイ、ポーズ!偶然うしろに電車が! 人形買ってね! 人形と同じポーズ。 昔あった人形型の自販機のポーズ。 セピアママさんと。   と、初回から盛りだくさんで色々とおしゃべりをしてきました。   お土産にダークロンを買うと、お礼にとなんと、チビッコドリンクをいただきました! 感激!   そして、お店にはうちのリーフレットとショップカードも置いてもらうことに。 仕事場に置いて色々と遊んでみました。 チビッコドリンクと当院オリジナルスイダマ、ダークロンとオリジナルスイダマ。   いや、楽しかったです。   次回は家族連れて遊びに行きます!   柴又、レトロ喫茶セピアレポートでした!            ...

今日から阿佐ヶ谷は七夕まつり。   天気もよくなりビールが売れそうです。   子供たちの作品が飾られているので、昨夜家内と次女の3人で人の少ないうちに見てきました。 というのも昨日は3太郎の日で、ミスドのドーナツ280円分サービスだったので、ついでにもらってきた次第。 すごい人で、もう数も少なく、後日ドーナツ引換券まで発行していました。   実は今日、予約がなかったので休むつもりでいたのですが、朝起きたらメッセンジャーに急遽、午前中診て欲しいとのメッセージ。   久しぶりだったので会うのも楽しみに仕事場へ。   症状は首から腕にかけての急激な痛み。   昨日もおとといもそんな急患が来てました。   この3日間くらいは冷房入れなくても夜は涼しいくらいだったので、その影響も強いのかと思います。   寝てる間は筋肉(骨格筋)の活動はほぼないので温度は低下します。   そこに外気温の低下と寝返りを打てない状況が重なると、血行不良により酸欠状態を起こし、急激な筋スパズムが起こるのでこのようなことが起きるのでしょう。   その証拠に温熱(高周波)を複数入れる当院の治療後は間違いなく症状が改善されています。   これを「炎症」と言って冷やすことをすすめるセラピスト多いですが、冷やしても改善されません。   筋肉を覆う筋膜のうち、コラーゲンという組織は温熱によって緩むという性質があります。   温熱も2~3℃上昇させないと、コラーゲン繊維に十分な変化を起こさせることはできないので、そのために超音波以上の高周波を入れる必要があるわけです。   これがわかってないで一生懸命揉んだり捻ったり、引っ張てもあまり意味がないというか効果がないというか、一時的な刺激で「なんか変わったのかな?」程度か、ひどい場合は翌日に「痛み」が出ます。   このところ他の接骨院や整体院に行って更に酷くなったというケースも数名来院しています。   それをセラピストに言うと「好転反応」という風に言われたと言います。   セラピストにとって都合のいい言葉ですね。   好転反応という医学用語は存在しません。   言ってみればズバリ副作用です。   もはや適切な刺激を超えたことによる傷害ということになりますね。   うちで五十肩などの治療や肉離れなどの治療の際に、痛みを電流である程度ブロックしながら運動療法を行いますが、必ずもしかしたら明日若干の痛みがあるかもしれないという説明をします。   それでも最大限そういう状態にならないように細心の注意を払いながら負荷をかけていきます。   瘢痕化した組織にアプローチする場合は、そのさじ加減もセラピストの度量になるからです。   なので好転反応という言い訳をするような治療院には通わないほうがいいと思います。   で、話し戻りますが、彼に緊急時の対処法も指導いたしました。   自分は応急手当の普及員(ちなみに上級救命の更に1ランク上です)をしていますが、現在の救急法はAEDと胸骨圧迫がメインとなっており、ケガの処置法があまり詳しくやらなくなっている感があります。   20年以上前から救急法やってるので大分変った気がします。   で、今日は三角巾での固定法を。 そもそも三角巾知らない人も多いでしょうが、薬局で買えます。 画像のように患肢を90℃よりやや鋭角にして首から吊るのですが、肘の部分が抜けないようにネズミのしっぽを作ってあげると肘がスルっと抜けなくなります。 また骨折や脱臼の場合に、動揺すると患部に痛みが出るのでもう一つの三角巾を帯状にして三角巾の上からぐるっと胸回りを通して結んであげると「揺れ」が出ないのでより固定感が出て、苦痛を和らげることができます。 救急法で「苦痛の軽減」はとても大切な要素です。   これだけで良くなってしまう人もいるくらい、腕の重さが肩や首に負担をかけているのです。   片腕、何キロくらいあるかご存知?   3~4キロくらいあるんです。   だから吊ってあげると不思議と肩は楽になることがあるんです。   覚えておくといいですよ。   で、治療としては 1.超短波 今日は頚部と肩部全面からの照射。 2.超音波コンビネーション 3.カッピング この際、マイクロ波での温熱も同時に入れています。 4.ラジオ波の手順でほぼ改善。   今日はメビコのRFサーマボーテを使用しています。   コンパクトで取り回しがいいのでたまに仕上げで使います。 最後に首に若干痛みが残るというので5.単独ハイボルテージ まあ、いい機械が揃っていればさほど難しくない治療です。   そんな治療中に更なる飛び込みが2名。   うち1名はやはり久々の来院。   ランニング後の足の痛みと腰の痛み。   1年ぶりだったので、あちこち故障してました。   最後は足にテーピングして終了。   このテーピングがあるのとないのとでは全く違うんだな。   画像取り忘れた。   そしてもう一人の方は明日大切なお仕事があるとの事でスペシャルな施術を。   今日また一つお宝が増えました。   今日も全力治療でめちゃ疲れた。...

8月に入りました。   まず、今月の休診ですが。   10日~14日、19日~20日がお休みとなります。   ご予約はお早めにお願いいたします。   さて、タイトルのイトーES-5000ですが、 ちょっと前からうちには情報入ってましたが、やっと発売となりました。   当院で使ってる総合電機刺激装置ES-520の後継機種になります。 この間にES-530、ES-525とマイナーチェンジをしており、金額的には250万を超える治療器です。   まだまだ世の中では「手技が一番!」と思ってる人や「電気はね・・・」と思ってる人が多いので順を追って解説していきたいと思います。   まず、当院使用のES-520ですがこちらを初めて知ったのは今から13年ほど前に東京都柔道接骨師会本部で行われた物理療法セミナーでした。 各メーカーを呼んで、それぞれの物理療法の特徴と製品のデモをするという講座で、伊藤超短波、チューオーが来ていたように記憶しています。 チューオーは主に温熱療法というくくりで、オンパーとマイクロウェルダーの紹介。 オンパーはとても良いのですが、場所の関係上都会の治療院レベルでは厳しいですね。 うちはその代りにゲルマニウム温浴器を使用しています。 いつかこの温浴器に超音波を発生させる装置を後付けでみたいなことを考えています。 主に、手首・足首の外傷、骨折後の浮腫の軽減に効果的です。 マイクロウェルダーは適度な「振動」と「温熱」、そして「磁力」が発生します。 検磁器といって、中にピップエレキバンのような磁石の玉が入った筒を近づけると、パッドより放たれる強烈な磁気により中の磁石が動き回ります。 こちらも主に浮腫の軽減に用います。 当院では女性の「むくみ」というお決まりの悩みに対し、これをよく使います。 この温熱と振動が心地良さを演出します。 伊藤超短波は主に電流についてのレクチャーを行い、当時出たばかりの最新機種だったES-520のデモを。 中でも衝撃的だったのはハイボルテージでした。 この頃は開業間もなく、メインはカイロプラクティックによる手技とカッピングでしたので、このハイボルテージを受けて最初に思ったのは、リスクの高い首の矯正はこのハイボルトで行けるかも、と思ったのが物理療法にのめり込むきっかけとなりました。 まだまだ保険診療どっぷりで、大型低周波治療器や牽引、ウォーターベッド主流で、干渉波が最先端とか言ってたような頃、すでに自費診療を行っていた自分にはとても興味深い体験でした。 接骨院ではたった10分程度のマッサージを回すための時間稼ぎでしかなかった電流治療を、たった一人のために250万以上のお金を費やして施術することはものすごいリスクでした。 一番迷惑だったのは家族ですね。 しかしこの時期があったので今があるわけで。 まあ、ハイボルテージのために250万払ったというようなものです。 総合電機刺激装置というくらいですから他にも、干渉波やマイクロ波、微弱電流にTENS、ロシアンカレントなどの電流もあるのですが、一番使ったのはハイボルトとEMSです。 その数年後にES-530という製品がリリースされ、こちらからは3Dという「立体動体波」という電気刺激が組み込まれるようになりました。 さらにES-525というマイナーチェンジ番とでもいいましょうか、立体動体波を2チャンネル使えるタイプも出ました。 ES-520以降にこの手の電流に興味を抱いた人には250万は出せても、立体動体波だけのためにまた250万出すのは正直かなり抵抗がありました。 常に思っていたのは、それぞれハイボルテージだけ、立体動波だけのコンパクトな機械を50万くらいで出してよとメーカー所長に言っていたものでした。 そう、自分がES-520を導入した時の所長は中山さんで、そのあとすぐに後任の佐々木さんがずっとうちの担当でついてくれていました。 つい去年まではハイボルテージとこの立体動体波がこの2機種の強みでしたが、なんと宿敵フィジオさんがラジオスティムに続き、ご法度のハイボルテージ単体をリリースしてしまったわけです。 しかもハイボルEMSモード付。 やはりハイボルだけ欲しかった人には売れるよな。 250万出さないと買えなかったのが1/5の金額だもの。 おれも買っちゃったよ。(笑) でもこれは大会やセパタクローなどの現場サポート用です。 他にコンパクトなカッピングポンプセットとラジオ波(RFサーマボーテ:メビコジャパン製)、微弱電流フィジオナノも。 残るは立体動体波がこの刺激装置の肝。 相変わらず、立体動体波のみ2チャンネル使用の機器が出るのを所望しておるのですが。 満を持して、出ましたね、ES-5000! ES-550と来るのかと思ったら飛び越えました。(笑) ここからがレビューとなります。 まず外観。 写真ではわかりづらかったボディはガンメタリックにシルバーという今までのイトー製品にない色使い。 更に無駄に怪しくブルーのライトがバキュームと通電時にダイヤル周りがぼんやりと光る。 最初、オーディオ機器かと思った。 昔持っていたソニー製のビデオデッキ、ベータプロを思い出した。 正直、このデザイン好きです。 520の頃から比べると、デザインが流線形に変わりつつ、色もメタリック調になっています。 フィジオ製品がメタリックなワインレッドを基調としているので、それを意識してるのかな?という気もします。 流れとして、お堅い医療機器のイメージより、よりスポーティだったり見た目も重要視されるようになってきたというのはある意味興味深いです。 こうなると、お店の内装や照明なども凝って、より自費を取りやすい雰囲気を演出するのがいいように思います。 今回は1週間のデモでしたので、立体動体波と3ーDEMSのみに言及させていただきます。 そうそう、スティックの導子もどんどん進化して、ダイヤル回さずに手元で操作でき、タイマーやボリュームも導子に表示される機能まで追加されていました。 これはカッコいいし、使いやすい。 さすがに530、525で色々試して培ったノウハウが活かされてる感じです。 当院では全くなかった立体動体波の刺激は、来院された方の全員が満足され、いつ導入するのかを何度も聞かれたほど。 まず、今までは痛みや、つらい個所にラジオ波➡超音波&ハイボルテージを入れていましたが、今回は敢えてほとんどの方に立体動体波とカッピングのコンビネーション15分で結果を診ていきました。 「とにかく軽い!」、両手をベッドについて起き上がろうとする瞬間にそう言いだす人が数名。 寝違えの患者は「痛みがない、後ろ向くのに動きがよくなった」 腰痛の人や仰向けのカッピング希望の人には3D-EMSを。 これはメビコのボィセラを組み込んだものだろうと予測した通りだった。 要はボデイブローを順番に回転しながら食らうような感じ。 とにかく電流刺激はどれもより滑らかで、受けていて心地が良い。 恐らく、初めてこれらの装置による施術を受けたら、皆電気治療という概念が吹っ飛ぶことだろう。 確かに10数年の歳月を経て、確実に進化している。 自分が520の頃から使っているから尚更その価値や真価がわかる。   未だ、この520でさえうちでは現役、そして皆驚くわけだから、この機械も今後10年は安泰だろうな。 この5000にはなくて520にだけある電流もある。 単に5000は一番使い勝手が良く、費用効果の高い電流のみに集約されたといってもよいかも。 そうそう、いいことばかり書くとメーカーから何かあるんじゃないか?と思われるので今のところ気づいた惜しい点をひとつ。 実はこれらの機械、共通して本体とは別に電動のポンプユニットがある。 セットのようだが、アクセルガードでも対応可能なので本体のみの購入も可能。 ちなみに当院はポンプユニットなし。 何故か? 高いから。 ポンプのみで60万ちかくする。 協会推奨のカッピングパルサーセットがなんと2台も購入できる金額。 吸い玉ができるならまだしも、この本体とセットで初めて機能をなすため、手間を惜しまず、まめにアクセルガードを交換すれば60万のポンプは必要ないわけだ。 しかし、この5000で立体動体波を使うならこのポンプユニットは必須。 アクセルガードでは3枚づつ貼ることになり本当に手間なのだ。 で、何が欠点かというとこれ、3Dモード以外に通常の2Dモードも切り替え可能。 そのため、内蔵ポンプが従来1基だったのに対し2基で対応する。 いづれかを選択すると、残った吸引(実は吸引ではなく吹き付けという事らしく、カッピング使う原理とは逆のようだが、いまだ理屈がわからん)カップもずっと吸引しっぱなし。 それぞれ独立したスイッチがあればいいのにと思った。 音がうるさいので平らな場所にくっつけてしまうか、カップ同士をくっつけると静かになります。 メーカーでも一応音が静かになるような対策を思案中だそうです。 そう、当然超音波のコンビネーションも今後主流になるので、これにはUST-770が必要となります。 ボデイも5000を出すのがわかっていてのデザインということですね。 自分が持っているUS-750は当然非対応なのね。 色も違うしね。   ということで、スティックを使ったフェイシャル等はまたの機会に。 これから開業するなら温熱(ラジオスティム)ペインコントロール(ES-5000)筋膜リリース(カッピングパルサー)は3種の神器となりそうです。 もうね、当分手技の出番ないですよ、本当に。 もうすぐ、うちも完璧なオートメーション施術が完成しそうです。        ...