18 1月 プライベート講習会
今日、2名の女性が学校の卒業試験対策でプライベートレッスンを受けに来ました。 カウンセリング~カッピング~マッサージ~お茶のサービスという流れで試験を受けるということです。 びっくりしたのが、このスクール、受験料だけで20数万だそうです。 しかも課題は自由。 学校ではカッピングについて、シリコンゴムのスイダマをちょこっと使う程度のレクチャーしかなかったそうです。 卒業試験に吸い玉のメニューを選んだ彼女が講師に相談に行くと、「自分で調べて」という答えが返ってきたそうです。 仕方なしに、彼女たちは専門的に教えてくれるところをネットで探して来たのです。 その試験対策の為に。 何が言いたいかというと、教えてもらいたいことを学べるスクールでなければ意味がないし、教えてもくれない内容を試験で評価できるのか?という事です。 専門学校である以上、教えるものすべてが他との違い、比較を説明できて当たり前。 ネット検索レベルでも出てくるレベルの施術内容の寄せ集めではカルチャースクールと何ら変わらない。 そんなスクールでもらったワランティー、卒業証書は一体何の意味があるのか? 聞いただけでもちょっと信じられないくらいのレベルの内容でした。 自分で考えた施術メニューに対し、「高級感がない」「そんなもの買って大丈夫なの?」「もっとネットでよく調べた方がいいんじゃない?」という言葉が講師から出てきたそうです。 セラピストを養成するスクールの卒業試験内容は、生徒が自分で考え、必用な材料(施術着も含む)、機材も自分で購入するそうです。 そもそも教えられた(与えられた)範疇内で評価するのが妥当だし、それ以外もOKにして自分で買ってやりなさいというのはおかしい。 それに高級感がないというのがセラピストの養成にどれだけ意味があるのか? 今回医工さんの手動ポンプメーター付きと、ポリカーボネイト製のカップを40個購入したが、講師はこれについて、「そんなの買って大丈夫なの?もっとよく調べた方がいいんじゃない?」と言い放ったこともオドロキである。 まず、老舗であるカッピングの医工を講師である立場の者が知らないということ。 講師であるにも関わらず、アドバイスをするどころか、ネットで調べろというスタンスは、もはや友達レベルの会話である。 こんな講師に教わる価値などないのもわかりきったことだが、スクール自体の在り方そのものがとても粗末でならない。 今日は何故医工さんのカップが他と比べて優れているのかという話もすると、なるほどと感心していました。 実際、彼女たちはうちのカッピング、ラジオ波、超音波コンビネーション、EMSを体験し、スクールにある機械とはまるで効果もあたりも違う事を体感してもらいました。 しかも全て5分以内で。 彼女たちには申し訳ないが、支払った金額分の内容以上のものをうちで教えることができる。 今日の彼女たちの驚きや感動は、逆にスクールはどこまで信用できるのだろうという不信感にも繋がったと思う。 大手のエステサロンに就職を斡旋してるらしいが、ほぼ人体のことや物理療法に関しての知識量が極めて乏しい者が指導している現状に不快感を覚えずにいられない。 まあ、それはさておき実際にロールプレイングで試験本番というつもりで模擬練習を行った。 時間が45分という短い中で、起承転結や大事なポイントを指導しました。 あとは練習あるのみ。 兎に角、がんばって欲しいものだ。 ...