吸い玉、カッピングの講習を週続けて開催しましたので、簡単にご報告を。 吸い玉の講習会をする際に、民間療法であるが故に誰でも施術は行えますが、受講希望者は一般の方からドクターまで様々です。 今回もドクターが参加されました。 しかも初級講習に。 皮膚科の女性ドクターで、テレビでもお見かけする方でした。 タレントとして事務所との契約もあるようなので写真撮影NGということでした。 皮膚科だけに、アトピー性皮膚炎に対する吸い玉療法、瀉血に関心を持たれて参加されたようですが、当協会では瀉血はしませんので予めご了承いただいてからの講習となりました。 先生のクリニックでは痩身もやられているようで、ラジオ波やエンダモロジー、EMSなど色々と意見交換もできました。 特に当院で行っている痩身のビフォーアフターのCT画像や結果に驚かれていました。 ラジオ波をどの部位に、どのようにアプローチするのか、エンダモロジーだけでセルライトケアになるのか?など、痩身に必要な温熱(ラジオ波)と運動(EMS)の重要性を再確認しました。 ドクターから見る整骨院の印象とかも面白かったです。 物療も、ハイボルトや立体動態波、超短波などを体験してもらい、手足温浴も気に入ったようでした。 先生のお気にいりは超短波だったようです。 ほぼ個人レッスンというか、体験会というか、吸い玉ももちろん体験してもらいましたが。 想像以上にカップの吸着圧が大きかったのと、ウェーブ法は新鮮だったようです。   一方、認定講座の方は全員が柔道整復師の先生。 九州や兵庫からもご参加いただきました。 同じ柔整の先生同士なので非常にやりやすかったです。 ある程度資格や知識が同じレベルだと話がしやすいわけです。 そういうこともあって、講習会を分けてみたんですね。 で、思ったのは3つ。 1.まだまだ柔整の先生はホームページを活用されていない。 2.自費診療という点で完全自費には踏み切れていない。 3.物理療法をうまく活用できていない。 実にもったいないです。 今回はこの3点についてもお話はできたように思えます。 カッピングでのラジオ波とスライド法を使った筋膜リリースは非常にツボだったようです。 いつものように物療、色々と体験していただきました。 花粉症の影響もありましたが、講習会少人数なのに終了後はクタクタ。 余計な力がまだ入っているからなのか、何回やっても慣れないのか、向いてないのか。(笑) でも参加された方の満足度は高かったように思います。 で、やはり講習会終了後に次回予定の問いあわせ来ました。(笑) この繰り返しなんだろうな。  ...

いよいよ週末はきくち式吸い玉療法初級講習です。 鉄腕ダッシュの影響かわかりませんが、翌週の認定講座はほぼ埋まりました。 放送から1週間経ち、番組制作会社からも連絡ありました。 とても心地よい対応に感謝です。   興味深いのは、2年前のリオオリンピック時は「カッピング」として紹介されたことで、「カッピング」というキーワードが上昇し、以前に比べてコーヒーのカッピングよりも吸い玉療法がネットに上がるようになりました。 今回の鉄腕ダッシュでは古典的な吸い玉療法を指導したため、番組内でも「吸い玉療法」として紹介されたことで、久しぶりに「吸い玉」のキーワードが上昇しました。 ツイッターで検索をかけると、かなり反響があったように思います。 細かくは書きませんが、あれはテレビです。 番組の設定上、敢えてやっていることもあります。 テレビの裏側を知らない人がほとんどだと思いますが、セラピストになってテレビ取材は数本、その前はアクションの仕事や趣味、スポーツで何度か経験あるので、2時間撮って使われるの1分とか。(笑) まあ、そういうものです。 「日本吸い玉協会」のテロップが入ったことで、「日本吸い玉協会」ってあるんだ, みたいなつぶやきがたくさん。 まずは知ってもらうことが大事ですからこれは良かったと思います。   吸い玉の場合、テレビや新聞で取り上げられると、おじいちゃんやおばあちゃんからの問い合わせが来ます。 「今回城島くんが腰にやってたあれ、50年くらい前にやってもらったことがあるけど、ずっとやってくれるところを探してた」というような内容。 日本では昭和10年頃に、あかほん(今でいう家庭の医学的な本)でその療法を紹介されたことでブームになったことがあります。 ですので、おばあちゃんが昔やっていた、などという言葉をよく耳にするわけです。 こんなにブームになった吸い玉療法がなぜいつの間にか埋もれてしまったのか? そんな話も講習会でしています。 当院の施術法はホームページ見ていただければ、他のどの院と比べても多いはず。 僕は手技は同じエネルギーと考えるので、手技のバリエーションが多くてもそれはカスタマイズとかオーダーメイドとはとても呼べないと思っています。 中で、この吸い玉・カッピンッグだけは「カッピングを受けたいのですが」という予約電話が入ってくるのです。 凄いことだと思います。 15年間、過去一度も「カイロプラクティックを受けてみたいです」とか無いですが、カッピングはもの凄いです。 この業界入る前、柔道整復師になる前はカイロプラクター志望だったんです。 他に物理療法などの手段が選べないときに、カイロプラクティックの手技はとても強い味方です。 色々アプローチが選べる環境下では、敢えて使わなくても十分なことが多い、それだけのことです。 あとは、たまにドームサウナとか、骨盤矯正受けてみたいとかはありましたが。 結局患者さんは僕らが思うほど、治療法や施術法には興味がないんですね。 要は良くなればいい、それだけなんです。 そんな話も交えつつ、今週、来週と講習会でお話しできればと思います。   で、本日吸い玉機器メーカーの医工より講習会参加者へのプレゼントが届きました。 可愛らしいバッグに 大・中のハードとソフトのシリコン製のスイダマが4個入ったセット。 受講したその日から使える優れもの。 こんなことできるのも、日本吸い玉協会だけです。 参加費1万円の誰でも参加できる講習会は11日の日曜日13時から。 空きありますので、今回飛び入り参加OKにします。 時間が急にできた方、吸い玉に興味を持たれた方、是非受講しに来てください。 お待ちしております。  ...

このたび、伊藤超短波より久々の超短波治療器の最新バージョンが登場。 ホームページを見る限り、まだ新製品情報は更新されていないようなのでご紹介。 商品名は超短波治療器SW-203 前機種はSW-201 当院使用の超短波治療器は ひまわりSUN2 いずれも超短波治療器で、当院使用のひまわりSUNは管理医療器として家庭用として販売されているもの。 まず、今回発売されるSW-203ですが、見た目大きい。 キャスターワゴンと一体化されています。 ですので以前のタイプのほうがコンパクトで置く場所には困らなかったかもです。 それと今までパッドの置き場に困っていましたが、今回は収納ポケット付きです。 最近の伊藤超短波の傾向として、ワゴン等機器を設置する場合のコードやパッドの収納など、使う側の配慮がなされている点は特筆ものかなと思います。   そして、今回のポイントになりそうなプローブ型導子。 過去の超短波でもプローブ導子ではありませんが、固定できるものはありました。 ただこれは、当てたい場所にくっつけておく目的であり、運動療法的な使用のものではありませんでした。 今回、数日間デモでお借りしたのでその様子と感想を。 まず、超短波治療器とは何か? 簡単に説明しますと、深部温熱発生用の機械で1秒間に2万7千回の振動を起こすエネルギーを言います。 深度で言うと超音波が1Mhzで約6センチ、超短波だとそれより深く8センチ程度。 パッドで挟めば首の星状神経節やお腹の腹腔神経節には充分(メタボは無理かも)入っていきます。 そんなことから、自律神経調整にとても都合の良い機械なのです。 なんとなくだるい、つらい、冷えてる、お腹の調子が悪いなどの症状にもってこいの治療法で、ホットパックのような伝導熱ではなく、ものすごい高速振動により、体内の水分が奥の方からじんわり温まってくるさまは例えようがなく、うちの小学4年生の次女(冷え性)もすぐに寝入ってしまうくらい心地がよい施術です。 疲労回復時にはとりあえず超短波というくらい活用しています。 禁忌は体内金属、妊娠中、ラメや金属のある衣服での使用くらいで、生理中の女性にも楽になると好評です。   さて、今回一番最初に試したのは、うちの次女。 突然肩が痛くなったらしく、このところこたつで変な寝方をしていたので、寝違えに近い状態だったようです。 5分間照射後のサーモグラフィー画像です。 今回期待したのは、このプローブ導子。 ラジオ波ではクリームを使用し、肌を露出させる必要があり、下手な人が施術するとスパークが起こるという点を、 SW-203はノンクリーム、ノンスパーク、そして服の上から施術可能。 外、スポーツ現場でウォーミングアップを行う際に、相手が女性の場合にこちらのほうが何かと都合が良い。 ただデカイのだ。(笑) 桜美林駅伝部の学生がタナ障害で来院したので使用。 アースとなるパッドを大腿部に巻いて施術。 やけどすることなく、皮膚表面温度の上昇は6.6℃! 6.6 プローブの先端は2種ありますが、どうもこのとんがった方が、指圧効果というか、コンタクトした瞬間しっくりくる。 この状態で、膝の屈曲伸展運動を繰り返すのだが、ラジオ波のようにスパークを気にする必用がないため施術者は楽。 赤外線サーモでもしっかり温度が上昇してるのがわかる。 それと同時に膝のクリック間や痛みが軽減。 ただ、このコードが硬くて重いので、取り回しがちょっと面倒。 もう少し柔らかくて軽いと使いやすいかな。 今回それほど多くはやっていないが、仰向け時のアプローチとしてすごくいい。 腸腰筋、横隔膜、肋骨部、腋窩、デコルテ、そして顎。 女性への施術の際、施術着を開けることなくアプローチできるのがとても良いと思う。 本体部の大きな違いのひとつは、タッチパネルになったこと。 これは今後全ての機械がそうなるだろうけど。 数日間使ってみた印象レポートでした。        ...

仕事場のリニューアルを去年の10月から始めて、もうすぐ半年。 院内の内装も6月までには終わらせる予定です。 ここ数年で新しく機械も導入し、ちょうどよい機会なので延寿堂ホームページもリニューアルしました。 リーフレット、院内のイメージをうまく伝えられるように色々といじっています。 サイドバーには問い合わせで多かった予約状況を設置。 マスコミ関連の情報も挙げてなかったので追加。 応急手当WEB講習のリンクや自分のやっているスポーツ、セパタクロー関連もリンクで追加など。 これに併せて、施術内容やコース等も見直し、料金も大幅に変更しています。 また、メンテナンス利用の方(月に1~2回以上予約を前提に来院される方対象)とビジター利用の方(再診も含め、不定期で予約のない方)を明確にしました。 現在、毎月予約を入れられてメンテナンスされている方は料金は変わらずそのまま、オプションという形を取らせていただいています。 毎月定期メンテナンスに来られる方と、そうでない方では状態の把握に差が出ます。 その都度最初に戻らなければならないのと、時間が経ってしまっていては施術の効果を評価することもできません。 過去15年間自費治療をやってきて、初診で治療を行うと120分程度必要になります。 ですので今後は、時間は最低90分からが延寿堂の施術スタイルとなります。 料金も60分あたり、最低10000円とさせていただきました。   ただ、単に金額が上がるわけではなく、今までオプション扱いだったラジオ波やスライドカッピング、新規導入した立体動態波も込みの料金となりますので、むしろコストパフォーマンスはより高くなっています。 ほとんどのケースが当院来院前は月に数回、マッサージや整体、接骨院に複数通っている方で、通算で月に1万円以上かけている状況でした。 当院に来院すると、月1回の来院で前より状態が良くなった、もしくは楽になってしまい2~3ヶ月に1度程度の利用とかが8割以上です。 そう考えると、月1回のメンテナンスで90分~120分かけて、じっくり治療と疲労回復のリラクゼーションも味わえて15000円~20000円という金額は月に3~4回整体に通院したのと同じことですね。 しかも以前よりあらゆる面でグレードアップしています。 この業界も皆さんご存知の通り、コンビニ&ディスカウントストアの仲間入りをしていまして、20年前と比べるとはるかに価格は二分化してますね。 ほとんどがディスカウント系で、ホームページを見ると初回のみ1980円~高くて2980円、1日限定何名様とかになってます。 医療連携とかも少しづつ増えてはきましたが、これやってる治療院を医師はどう思いますかね。 病院が1日限定何名、○○手術お試し2980円!とか、絶対ありえないですよね。 個人的にディスカウント始めた段階で治療院としてはアウトだなと思ってます。 リラクゼーションならまだね。   当院は開業以来、段階的に料金を上げてきています。 それも闇雲にではなく、しっかりユーザー、クライアントさんが納得のいくような形で設備の投資や自身のスキルアップを経て、です。 これでも完全予約、1フロア貸し切り、最新機器導入、ロッカー、着替え完備ということから考えると安いほうだとは思います。 ただ、本当の価値は顧客の満足度なので、臨んだ結果プラスアルファであれば問題ないということもよくわかりました。 その辺も追及してのリニューアルです。 当院が90分、120分とかをマンツーマンで行うのは、 これは単に痛いところに対して処置をして痛みを軽減させるということではなく、鑑別、評価、治療、経過チェック、予防と機能改善、フォローのためのテーピングやサラシ固定、そして次回または自宅でのエクササイズ等を説明・指導という流れをこなすと、自然と2時間くらい必要になるのです。 また治療に入る前に、治療を受けるための前段階としての準備、当院ではプレヒーティングと呼んでいますが、いわゆるスポーツでいうところのウォーミングアップを必ず行います。 これって凄い重要なのに、まだまだ世の中ではこれを意識されているセラピストは少ないですね。 急性の外傷以外は、冷やすという処置よりいかに温めることが重要なのか。 しかも普通にお風呂に入る程度の温熱ではダメなんです。 先日もブログで紹介しましたように、超慢性化してる組織に対しては3~4℃、深部に届く温熱でないと筋膜を包むコラーゲン繊維に影響を与えることは難しいということです。 自分がテクニック講習をあるときから受講する興味がなくなったのは、物理療法で簡単にできてしまうことに気づいたからです。 確かに機械は安いものではないので、イニシャルコストはかかりますが、断然効果が違いますし、差別化になります。 一生懸命手技のみでアプローチしようとしてる広告とか見ていて痛いです。 物理療法、とくに現在の電療は低周波=ビリビリという認識だと全く違います。 めちゃくちゃ気持ちいいんです。 手では絶対無理!というのが体験するとすぐにわかります。 手技も必要です。 でも手技のみで全ての治療をこなせる時代はとっくに終わっています。   海外ではすでに痛みに対してはハイボルテージ 筋の硬さによる可動域の改善にはラジオ波 超慢性期の瘢痕組織には衝撃波という具合に住みわけが出来ているそうです。 うちでは衝撃波は扱ってませんが。(笑) 世の中の人が全て、当院にある物理療を体験することができたとしたら、手技のみの整体院は一気に患者が減ると思います。 それぐらい効果が早いのと、コンビネーション次第では持続性も相当変わります。 なので、そもそもこういうスタイルは自費ありきで、保険診療向きではありません。 というか、もう柔道整復は保険診療の時代でもないですね。   あと、すごいタイミングで日本テレビ「THE!鉄腕!DASH!!」の取材もあったので、日本吸い玉協会ホームページもリニューアルしました。 まだ全頁の修正終ってませんが、時間できた時にチョコチョコ手入れをしていきます。 両ホームページのリニューアルに伴って、新たに画像を追加するため撮影も行いました。 随時撮影した画像も追加していきます。 今回のホームページの更新作業は、いつも息抜きで遊びに寄っているトイパラストアの店長さんにお願いしました。 ここのお店では欲しいガチャ玩具とか、無駄なくセットでもバラでも購入できますよ。 もともとホームページ制作とかの仕事もしているそうです。 顔見知りで、ご近所なので、とてもスムーズに作業が進み、無理も大分聞いてもらいました。 こういう繋がりって大事ですね。 自分は今になって、趣味を全て仕事に結びつけています。 なので楽しいです。   それから長年使っていたスマホを機種変更しました。 京セラのトルクです。 このシリーズ、ごつくてタフで好きなのに、 当院でコイニーを使ったクレジット決済を行うのに、対応推奨機種を選んだため今まで見送ってましたが、思い切って予約の管理とクレジット決済をタブレットでやることに決めたので、自由にスマホは選びました。 ところが、このトルク、コイニー使えました! 推奨されていないだけで、今回購入したタブレットも同様に使うことができました。 チャレンジしてみるもんだなぁ。 まあ、こんな話も日本吸い玉協会の認定講座ではいつもお話ししています。 認定講座は残席あと1名です。 初級講習はまだ受付中です。            ...

よく「吸い玉をやるのに資格は必要ですか?」 という質問を受けます。 同じように「AEDを使うのに資格は必要?」という質問もよく耳にします。 そもそも、「AEDって何?」という方、 こちらを受講しましょう。 応急手当WEB講習 受講費用無料、受講修了証発行、普通救命講習及び、上級救命講習受講時間の短縮などの特典あり   うちの長女(中学生)が現在ボランティア活動として行っている、ジュニアハイスクール杉並レスキュー。 数年前にはうちの子が通う小学校でも防災訓練として応急手当の講習会が行われました。 当日は普及員として指導にあたりました。 今では運転免許取得の際にも応急手当の受講がありますね。 自分は20歳の時に、ひの社会教育センターでこどもたちのキャンプリーダーをしていた時に初めて救急法に出会いました。 以来、仕事の関係上もありずっと救急法を続け、現在は杉並区民レスキュ―第1期、応急手当普及員としてマイペースで活動しています。 消防団はもうやめてしまいましたが。 幾つかのトレーナー養成講座でも、応急手当の受講を義務づけています。 日本吸い玉協会でも、講習会を通じて応急手当の普及や紹介をしてきました。 そんな中で、消防庁からWEBによる応急手当の講習会を公開しています。 一般市民向け応急手当WEB講習 これはいいですね。 時間的に30分から60分程度で終了します。 テストもイエス、ノーをクリックするだけで、間違えたとしても不合格とかありませんので、気楽にできます。 どこでもスマホがあれば学習できてしまいますので、予備知識としては十分かとおもいます。 それに、全てのコンテンツを見終り、最後のテストを終了すると受講修了証が発行されます。 これにはIDと受講した日付が入ります。 更に、消防で応急手当の講習を受講する際にこちらの修了証を印刷して持っていくと普通救命と上級救命講習の受講時間が最大1時間短縮になるそうです。 ただし、こちらの特典は、受講される消防署または会場により差があるかもしれないとのことですので、講習を受ける前に確認をされた方が良いかと思います。 消防庁ホームページ   今週末、初心者向けの吸い玉講習会やります。 自宅でできる、道具のいらないスイダマプレゼント。 受講希望者はこちらをご覧ください。 ♯鉄腕ダッシュ ♯吸い玉  ♯火缶法  ♯布架法    ...

前回は筋電図セミナーに参加。 今回はファンクショナルトレーニング理論についてセミナー参加してきました。 筋電図セミナーは15名程度の参加でしたが、今日は50名くらいいましたかね。 最初に酒井医療さんのスタッフによる物理療法に関する講義。 最近盛んにやってるようで、内容も大分濃くなってると思います。 物理療法全般の話しから温熱療法にウェイトを持っていくところや、コラーゲン繊維へのアプローチに3度の温度上昇が絶対という話や、温泉による湯治の話しを日本古来の温熱療法と持ってくるところ、スポーツ前に「ウォーミングアップ」をする意味と、温めながらストレッチをすることで効果的になるというはなしや資料など、全てうちの講習会に参加した方なら聞いたことある、見たことある適な内容で、うちの講習会そのままパクられたような感じさえしました。(笑) 参加されてる先生方、凄い真剣に聞き入ってました。 たまたま隣の席にいた先生は静岡の沼津で開業されている接骨院の先生で、ハイボルトのセミナーに参加したのがきっかけだったそうです。 でも、実際には院でラジオ波も含め、物理療法は取り入れてないようです。 まだまだ、物理療法に興味を持ち始めた先生が増えたレベルで、実際に使いこなせている院は少ないようですね。 今日のメインである、RBODYの松野トレーナーの話しも面白かったです。 講義に入る前、二人一組になり60秒の間にどれだけ共通点が見つけられるかという作業をします。 たまたま、このワークに入る前に、隣の席の先生に声をかけられていたので、スムーズでした。 これはうちのホームページでも使っている「仕掛け」で、人は共通点を見つけると親しみやすくなるという心理を活かしたものです。 例えば、同じ料金設定で、同じ設備、同じ臨床歴であった場合、 自分のケガが特殊なスポーツで負傷した場合、あるいは稀なケガをした場合、 その特殊なスポーツを今まで、もしくは現役で続けている先生と、全くスポーツをしたことがない先生、稀なケガを負って完治した経験がある先生とケガをしたことがない先生では、 絶対に前者の治療院に来院するはずです。 ですので、プロフィールは出来るだけ細かく、特に趣味は示した方がベターです。 個人情報丸出しです。 この方が勝手に共通点を見つけて来院してくれるので、不思議なくらいカウンセリングがスムーズです。 自分はカウンセリングシートに書かれた誕生日が同じだったりするだけで「一緒じゃないですか~!」みたいな感じでスタートすることが多いです。 あと出身地! 妙な親近感湧くようです。 こういうの、うまく武器にするといいです。 話し戻ります、ここ数年で参加しているセミナーで共通しているのは「治療は入り口に過ぎない」という点です。 あくまでもきっかけであり、「何故そうなったのか?」「今後どう取り組めば同じような経験をしないで済むのか?」が肝です。 松野トレーナーの考え方は、基本自宅で、自分でできることが前提、なので物理療法は最後の手段と考えてるようです。 実は自分も同じ考え方なのですが、ベースが治療院であることと、ジムであることの差かなとも思います。 当院では最初に物理療法を行いますが、必ず今と同じイメージで自宅ではこういう風にエクササイズをするように、というような指導をしています。 自費治療に取り組んで15年、メンテナンスという言葉も世に浸透させることも出来た。 次はこの「機能改善」が重要なテーマであり、たまたま自分がセパタクローを始めたことで、チームメイトのサポートをする上でこのようなアプローチが求められるようになったのは必然であり、トレーナーとしての側面も不可欠になったという次第。 このようなセミナーを受講するたびに、自費治療を始めた頃から漠然と思い描いていたようなカタチが、段々と線で繋がるようになってきた。 自分が思っている理想の院(院という呼び方がふさわしいのかも迷うところ)は、検査器具やトレーニング機器が完備される総合的な設備。 それぞれ、ありきたりな検査器具やトレーニングマシンではなくて、です。 個人院では資金的に厳しいかな。 やれたとして、自己満足でしかなさそう。(笑)   セミナ-終了後、松野トレーナーと名刺交換し、酒井医療のスタッフの方数名とお話もできた。 去年のセパタクロー遠征の際、選手数名にフィジオナノ(微弱電流)の貸し出しをしていただいたお礼も兼ねて。 酒井医療さんと日本セパタクロー協会と当院がつなっがったのも不思議だが、これもそういう流れだったのだろうと勝手に解釈している。 今週、来週は当方側の吸い玉療法・カッピング講習会開催。 認定講座の方はまもなく定員となります。 初級講習はまだ空きありますますので、カッピングによる筋膜リリースを体験してみたい方は是非ご参加ください。 http://suidama.net/newinfo/9      ...

先日、「表面筋電図セミナー」に参加してきました。 日本リハビリテーション技術教育研究機関の下野先生による筋電図の講義と ドイツProxomed社のリュウさんによる ヨーロッパにおける体幹の評価とトレーニングの2部構成となっており、通訳に了徳寺大学 准教授 の越田 専太郎 先生が来られました。 セミナー申し込み後に気づいたのですが、偶然にも越田先生は日本セパタクロー協会理事であり、強化委員長でもあります。 紹介時には特にその辺は触れてませんでしたが、自分の横にリュウ先生がいて、隣にいたスタッフが英語でセパタクローの説明をしていたのが印象深かったですね。 セパタクロー初めて2年になりますが、まだお会いしたことがなかったのでこんな偶然もあるのかと楽しみにしていました。 一体どんな繋がりだったのか、いつか聞いてみたいと思います。   参加者は15名くらいで、女性が一人。 「筋電図計を使ったことのない人」という質問で挙手したのは自分くらいだったので、ほとんどの参加者は病院勤務者、あるいはPTの方だったのかと思います。 柔整でこの手のマニアックなセミナーに参加する人はやはりいないのだろう。 おかげで下野先生は、まったくの初心者ということで自分にスポットを当てて講義をすすめてくれたので非常にわかりやすかった。 面白かったのはリュウ先生の講義で、海外の医療事情に関して。 日本では、腰痛で病院に行くと、レントゲン撮って、骨に異常がなければ湿布出されておしまい、もしくはリハ室送られて効いてるのか効いてないのかみたいな電療とマッサージ、牽引みたいなところですが、 筋電図や超音波を用いて検査をするなんて、日本では考えられないですよね。 日本で超音波の検査というと、妊娠時のエコーとか動脈硬化をみたりとか、柔道整復師は一生懸命骨折とか診ようと努力してますね。 ちゃんと医療機関と連携できていれば、レントゲンもCTもMRIも正確に撮ってもらえます。 わざわざ見にくい超音波で画像観察する必要がどこにあるのか、自分は医療機関で診てもらえない筋の硬さを観るのは適しているとは思いますが。 実際あんな画像見せて、一般の患者さんは何がなんだかわからないというのがオチです。 質問はしませんでしたが、恐らく筋の硬さや皮下組織の厚さとかを診てるんじゃないかな。 うちでも1度デモしてもらったことあるのでご紹介。ビューズアイ これを使って、どの物理療法が一番筋の硬さを変化させるかを検証してみたんです。 吸い玉、ラジオ波、超音波、ハイボルト等・・・・ 結果は意外でしたよ。 まあ、たった1回のデモだし、被験者数人なのでもっとデータとらないといかんのですが。 こういう実験して患者さんに説明すると、説得力は上がりますね。 はなしもどりますが、腰痛患者に対しての取り組みがまたすごい。 基本レントゲンなどの画像診断で異常がないと、トレーニングのプログラムを渡されるそうです。 それに沿ってプログラムをこなして、改善が見られないようなら手術の適応という流れになるそう。 そのプログラムがびっくり! 痛みのコントロールに30分から60分、物理療法と手技療法 メディカルトレーニングに60分 リラックスタイムに30分から60分、 ここでなんとランチ(昼食)も込みです。 これ質問したら受けてました。 最後にグループセラピーとセミナーが30分だそうです。 これらをこなして、ドクターに確認をとり、保険会社がこの費用を全額支払ってくれるのだそう。 自費治療をやってる自分としてはプログラムの内容や金額(費用)に興味が深々。 なので質問してみると、ユーロではありますが、日本円にすると大体1万5千円から2万円くらいの費用になるようです。 ランチ込みでほぼ1日ですよ。 自分も人間ドック的なコース考えてはいましたけど、海外ではすでに医療機関で実践してるんですね。 驚きでした。   セミナー終了時、越田先生にもご挨拶出来たし、この日はちょうどセパタクローのジュニアオリンピック大会決勝戦だったので、急いで会場に向かったようでした。 自分にとっては有意義なセミナーとなりました。 ゆくゆくは個人院でも筋電図やモーションキャプチャーなどを用いて評価をする時代が来るのかなとか、 目指すところはまだまだという感じです。            ...