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スタッフブログ
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色々忙しくてブログ更新が遅れてました。
交通事故の患者さんが来院されているのですが、あとで悔しい思いをされないように書いておきます。
他人事だと思ってる方、案外遭遇確率高いですよ、統計的に。
まず、交通事故は第三者行為になるので、基本的に健康保険での治療は受けらません。
それから、仕事中の事故の場合はこれも基本的に労災扱いとなります。
ここからが肝心。
仕事中の事故でも、相手側の過失割合が大きい場合、相手が任意保険に入っていれば自賠責保険での対応が可能となります。
今回のケースは最悪なパターンです。
よく車を運転する仕事、運送関係や工事関係などの業務の方はよく知っておいてください。
交差点で直進中に対向車線の右折車がボディーに突っ込んだというよくあるケース。
相手は60~70代の女性で、「私は悪くない!」の一点張りだそうで。
過失割合的には右折の女性の方が悪い様な状況だったそうです。
警察も呼び、事故処理も済んでいましたが、病院での診察を受けていませんでした。
ここ、すごい肝心なところです!
通常であれば、ぶつけてしまった側の任意保険会社から連絡が入り、まずどの程度のケガなのかを判断するための診断を受けてくれと病院での受診をすすめられます。
よく当日は、ビックリしていたり、興奮していたりで痛みに気付かないことがあります。
なので、仕事もあるし忙しいからそのうち・・・という方がほとんどかと思います。
が、これが一番マズイです!
今回の場合、相手方の保険会社はどういうわけか担当者が中々つかまらないそうです。
事故日から約2週間経過して、当院に診断書を書いてくれという電話が来ました。
まず、整骨院では診断書は書けません。
書けるのは施術証明書です。
なので、整形外科を紹介しました。
診断はおそらく頚椎捻挫、腰椎捻挫だと思います。
ここで支払いなのですが、保険会社が間に入り、請求は保険会社に来るような段取りが出来ていれば自己負担はありません。
この段取りが出来ていないと一時立て替え払い、もしくは実費となります。
今回のケースでは、この診察に関しては一時立て替えで、仕事場で入っている保険会社が払うことになったそうです。
では、メインの治療をと行きたいのですが、GOサインが出ないそうです。
保険会社は、調査が終わるまで1ヵ月くらいかかるので、とりあえず労災を使って治療を受けてくださいと言ってきたようですが、今度は会社の社長が労災は使いたくないと言ってるそうです。
大きな会社ではあまりないかもしれませんが、小さな会社ではあまり強く言うと会社に居づらくなるということで泣き寝入りしてしまうケースがあります。
実は「労災隠し」といって、これは犯罪となります。
会社が労災の手続きをしてくれない場合、自分で手続きを行うこともできますが、結果としては会社にも知らされることになるので同じことですね。
ここまで来て、じゃあ治療は受けられないの?と突っ込むと、調査が終るまでは実費で受診してくださいとのことらしいです。
1回実費で5千円以上の治療費を毎日立て替えられるって、あまりないですよね。
会社の対応、保険会社の対応、相手の対応、どれをとっても最悪ケースなのですが、実は本人にも大きな決定的な落ち度があったんです。
普通に考えればわかることです。
彼は、「忙しくて」を理由に2週間も病院での診察を放置していました。
致命的です。
2週間も経てば、事故との因果関係が判断つきづらくなります。
その間に、他の原因で負傷したのかもしれないと判断されてしまう可能性のもあるということです。
もうひとつ!
2週間も治療を受けていなかった、でも仕事はしていた。
客観的にみたら、「治療しなくても日常生活を送れた」という判断を保険会社にされてもしょうがないですよね。
もし脊損だったら、仕事どころじゃないですものね。
このあとどうなるかわかりませんが、もし事故後すぐに受診していたら、スムーズに治療が受けられかもしれません。
労災になれば保険診療程度の治療は受けられますが、慰謝料などはもらえません。
自賠責なら、自由診療なので良い治療が本来受けられ慰謝料も、通院にかかった交通費も日数分、支払われます。
慰謝料、この差は大きいです。
自由診療といっても実は協定料金がちゃんとあるんです。
当院の場合、初診だと9720円ですが、自賠責ではこの金額は通りません。
でも1回の施術単価は健康保険診療の10倍近い金額だったりします。
もし交通事故で整骨院に通院される場合、他の保険診療で来院されてる患者さんとは10倍以上も差のある治療を受けられていますか?(笑)
まずありえないでしょう。
自分が今まで見て来た整骨院は全て同じ扱いでした。
交通事故患者が来ると「ボーナス!」と言ってました。
交通事故の患はほぼ毎日通ってきます。
慰謝料の仕組みを知ると、突然毎日通い出す人もいます。
整骨院側にすれば毎日来てくれる。保険診療と同じ扱いの施術でもいくら請求しているのかなど患者はわからないし、毎日タダで治療が受けられ、慰謝料ももらえることで何の詮索もしない。
保険診療だと数百円なのに、自賠責だと数千円、これが毎日。
本当は金がもらえるのに、銅を毎日貰喜んでるようなもんです。
そもそも本来の保険診療の金額がいくらなのかを知らない人がほとんどでしょう。
窓口で500円、600円支払ってますか?
「柔道整復師 療養費」で検索すると出てきます。
療養費で出てきた金額の1割、または3割が本来窓口で支払う金額なのでいかに安いか。
これが現実です。
今までは何とかやれてきても、学校を増やしたことで開業する柔道整復師が増えことや無資格施術の整体院などの乱立などが影響し、絶対の来院数が激減しているため、数をこなせなくなっているのが現状です。
なので、「お金かかりません」的な感じで交通事故治療を急に前面に押しだすところや、美容系を始めるところが増えてきたわけです。
本来の治療が出来ていないのに、美容なんてできるわけがないし、しっかりとした軸がないからブレまくりですね。
自分の子供の頃は、チラシまいてる接骨院なんてなかったのにな。
うちが空中店舗で、広告を出さずにやっていけてるのは、他と違うことしかやってこなかったからです。
開業した14年前、整骨院でホームページ作ってるのはうちくらいなものでした。
今ほどパソコンも普及してなかったですからね。
開業前から自費診療の準備をすすめ、対象は20代~30代の会社員、特に女性が多かったので、要望を聞いていくうちに今の原型ができたように思います。
医療系だけでなく、興味のあるイベントや展示会にもよく行きました。
セミナー等にも学生の頃からちょこちょこ出向き、いい機械や検査器具などに興味を向けました。
特に吸い玉では圧倒的な差別化ができました。
周りと同じことをやっていては値段だけの勝負になります。
あまりにも皆、固定観念みたいなものが強すぎる気がします。
オリンピックが近づき、禁煙問題が大分上がってますが、多くの飲食店が「禁煙にすると客が減る」と言ってるようですが、果たしてそうでしょうか。
飲食店の多くは個人経営が多いと思います。
周りが皆喫煙しながら飲食するお店だったら、禁煙のお店に行きたいと思う人もいるわけです。
ヤフーのオーションの出品者がよく、動物飼っていません、当方喫煙しませんということを書いてる人が多いです。
ネットの書き込みで、宅配便の荷物がたばこ臭いというのを見たり、実際よく問題になる宅急便会社の車には「社内での喫煙はしません」みたいなステッカーが貼ってあるにも関わらず、中で思いっきりたばこを吸ってる光景を何度もみたことあります。匂いの原因はこれですね。
もっと言うと、食品にちょっとでも異物が入ってるとすごい問題になりますよね。
何故でしょう?
それは口に入れるものだからですよね。
たばこの被害や悪影響ってほとんどの人が知ってますよね。
そのたばこ直接、しかも毎日口に入れることのほうがよっぽど悪影響だってわかってるのかしら?
美味しいものが食べたくて飲食店に入る。
この美味しいという感覚は味覚だけですか?
目で見て美味しそうと感じたり香りや風味も大切ですよね。
そこにたばこの煙が立ち込めてるって、普通におかしいと何故気付かないのでしょう。
そもそもこれだけ問題になるということは、たばこの煙が嫌だという人が増えてるということです。
自分は治療家で、人の健康管理をする立場でもあり、食品衛生責任者の資格も持っています。
もちろんたばこは吸いません。
あ、今でこそ治療院で喫煙する患者さんいないと思いますが、その院のスタッフや院長が喫煙されるケースは多く、洗濯物にたばこの匂いが付着していることに気づいてないところ多いです。
これをフェイスタオルであてられた日には、自分だと吐き気します。
こんなことで患者減らしてるところ、あるんですよ。
話し戻ります。
食品衛生責任者は、調理場での喫煙は公衆衛生上NO教えられています。
でもどうですか?
実際はものすごく多いです
特に個人経営のお店。
飲食店で、禁煙のお店は逆にチャ自分は考えます。
料理に自信があるのであれば、余計「当店は素材と味覚だけでなく、視覚、嗅覚にもこだわっているので、お店だけでなく、オーナーも喫煙いたしません」となれば、自分はそういうお店を選
子供がよく来るファミレスファーストフード店なんか、一番そうした方がいいんじゃないかって思う。
よく、営業に来た奴が「もうこれぐらいの導入実績がある」「他との差別化に」と売り込んで来るが、そ時点で差別化されていない。
いつも人から勧められたものを導入するだけでは、常に価格競争に巻き込まれるだけ。
他との差別化って、他がリスクと思ってることを逆にメリットと考えるところから始まるのではないのかな。
だいぶ脱線してしまいましたが、何か感じるものがあったでしょうか?
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